1万棟の建築基準法違反  トステムのサッシ

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2011.02.25茶色字加筆

ネットでは様々な議論や憶測もあるようですが、今回の事件(とっ言って良いと思います)は相当根深いようです。

日経ホームビルダーで切り込んだ記事を書く事で有名な「池谷氏」が国交省で資料請求開示を要求したら中が殆ど真っ黒に塗りつぶされた資料を開示されたそうです。これを開示と呼べる物かどうか・・・。国民のための政府ではなく天下り団体を擁護する政府なのでしょうか?とにかく真相を・・・池谷氏を応援したいとおもいます。

http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20110222/545953/?ST=Kenzai

無料会員登録が必要かもしれませんが、この納得できない情報開示資料を是非一度ごらんください。

当事務所の緑の家は一棟だけY社のアルプラの防火を使っています。Y社は今のところ大丈夫そうですが多分同じになるでしょう。

2011.02.21緑字加筆 更に2011.03.09加筆

びっくりしました。

準防火地域に使う事のできるサッシ(1階3m、2階5m)は防火仕様戸でなければなりません。その為あえて高価な防火仕様のサッシを使うのですが、これが所定の防火基準を満たしていなかったとの報道を目にしました。

元々アルミと樹脂の複合サッシは防火性能が厳しいといわれておりましたが、報道によるとその中でも3枚戸という結構大きな窓がやはり基準を満たさなかったようです。

報道は
http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20110129/258601/

でありますが、なんと1万棟に及ぶとのことです。
これは大変な影響ですが、やはり何時ものようにTVでは大きなニュースにはなってません。住宅関連メーカーや自動車メーカーはTVの大スポンサーですからね。
依然同じような法律違反があった建材(樹脂サッシや軒天ボード)の時は今より大きく報道されましたが今回はあまり聞きません。私が聞き過ごしていたのかな・・・。

少し色々な所の感想を見ると、今回の事はこの防火戸の審査認定をする国土交通省とその天下り団体となっている(財)カーテンウォール・防火開口協会に問題が有るらしいことがわかりました。防火戸の試験をしなくても設計の審査だけで認可を与えるシステム自身は経費削減の上から良い事ですが、どうしてこんな事になるのでしょうか?定められた半分の時間しか維持できない防火戸・・・問題ありです。

しかし1万・・・大変な数字です。仮に改修コスト1件あたり30万 ←30万では無理で一件で100万かかるとも言われています。とすると100億!! びっくりです。

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コメント

  1. オーブルデザイン浅間 より:

    コメントありがとうございます。
    この件に関し国の対応は軟着陸ではなく、ある程度ハードランディングでも良いのではと思っています。
    明日最後に残った大手サッシメーカーY社の抜き取り耐火テストがあるらしいです。もしこれで×だったら、断熱サッシで準防火地域で使える高断熱サッシはほぼ壊滅です。
    アルミは国策と言われる大事な産業だそうですが、ならばその代表的なアルミサッシは世界一の基準でなくてはなりませんが、それがこのような状況ではとても残念です。
    またおっしゃるとおり何時もその影響を受けるのはまじめな消費者でしょう。
    がんばれ! まじめな技術者 と応援したいです。

  2. kotaro より:

    ほんとうに信頼できる製品を責任を持って作ってほしいです。
    建築士の方々が基準を守るべく苦心して選択した製品が基準を満たしていないものだったわけで、すでに引き渡した建築物が、ある日突然違反建築物になる事態があるのでしょうか。
    「2008年にまとまった建材偽装対策により、大臣認定を新規に取得するための評価試験は厳格化し、試験費用も高額になった。だが今回問題となった2社の 製品は、カーテンウォール防火開口部協会(カ防協)の独自審査体制を根拠として個別の試験を免れていた。10年10月に発覚した。」と記事にあり、厳格化したのに、認定違反が起こったわけです。
    また、「さらにサッシ全般が個別認定に移行するとなれば、最終製品の値上げ、ア イテム数の削減などが避けられない。」とあり、事件結果が消費者に跳ね返ってくるのは、建築素材類の値上がりが顕著になっている昨今、家創りを計画している者にとって実現が遠のく要素が増えてしまいました。