R2000から・・・R2000+(プラス)へ その⑧  完成間近

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R2000+(プラス)がようやく完成に近づきました。

どうしても必要だと思った入り口の門柱・・・。
RCで骨を造り、コッツウォールストーンを積み上げております。

門柱又はアプローチはとても重要な家のパーツで、どんなに素敵な家を造っても、樹木や門柱などのアプローチパーツがデザインされていなければ、その家の価値(見た目)は過小に映ります。私は家のデザインよりアプローチを大事にしたいと思うくらいです。

改装前のR2000モデルは、矢印の所に側溝があるのが一番最初に気になりました。そして緑が少ない・・・、そしてこの建物がなんなのかを示すサインがない・・・だからまずサインとこの側溝を渡る橋を造らなければならないと、最初に思いました。

RCと自然石の組み合わせは日本では当たり前の構造と考えています。日本はご存じのとおり地震多発国なので、石積だけだとどうしても不安感が残ります。そこでRCを芯にして、大きな地震があっても人に被害を与えない損傷で済むような事は最低必要な性能と思っております。

玄関を入ると3層パネルを使った造り付け家具がとても大きな存在感です。このデザインのきっかけが友人の設計事務所の床に縞模様で使われたアドモントフロアーがとても素敵だったので、同じように使いました。

この扉の取っ手が職人さん泣かせでした。

ピンぼけで申し訳ないですが、こんな感じで彫り込んで芯材のバームクーヘン状の模様をアピールしております。

40W相当のLED蛍光灯型を使った。実消費電力は18W/本。

間接照明も新たに設けました。LED照明なので配光先の熱がこもらないので応用範囲が広くなりましたね。このようにルーバーを木で造っても心配ないです。

ワイドプレートは絶対使わない。更にクラッシックな取っ手式にしたかったのですが、さすがにネームもつかないのでこのフルカラータイプにした。

私はスイッチプレートはとても重要なデザインパーツだと考えております。特に白い壁はプレートが目立ち、指で何万回も触るのでその質感は特に大事にしたいのです。
今回は同じ金属でも安物の薄いプレス式ではなく妥協せずに真鍮製の鋳物プレートを選びました。その質感は圧倒的です。この写真でもわかる表面の揺らぎが「ソリッド感」を表しております。ただ値段が普通のプレートと桁が一つ違うのでおいそれとは使えないのが・・・泣きです。

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