緩いカーブを描くアポローチ・・・そういえば自然な造形に直線は存在しない。だから本物の石を使っても驚くほど優しく、柔らかい。シンボルツリーの新緑がすばらしい・・・
今日は分刻みに近いスケジュールでした。
午前中は五月町の家の2ヶ月(もう5ヶ月経過)のメンテナンス・・・。
そこで見たのは「お花畑」のアプローチ・・・感激です!
来客のため、家族のため、そして自分のために作るお庭・・・。
家は草花、木があって始めて様になります。
良い感じに色が変わり始めている米杉。近所の人はなぜ色を塗らなかったのと聞くが、それは言わなくても数年後にわかるので?あえて説明はしないそうだ。
何時も思い知らされます。
神様が作った花、木のその造形に対し人の作った「物」は脇役でしかないと言うことを・・・。
花があるこそのアプローチ。花の邪魔にならないように、自然の丸石で作ったアプローチ・・・。コンクリートでは表せない最高の脇役・・・。自然の花や木には自然の素材でを使う事。特に五月町の家ではこの丸石の茶色が良い感じで、当たりでしたね。何時もこんな綺麗な茶色とは行きませんね。
自然(エントロピー?)を利用した高位置雨水貯水タンク。水栓で2方向に水に水を配る。
そしてその水やりには自然の雨水・・・。
塩素の含まれていない雨水だから地中のバクテリアを死滅させない・・・。
オーブルオリジナルの雨水貯水装置。単純でメンテナンスが簡単
屋根の半分の水を集めてタンクに貯めます。貯めた水は重力により一切の動力を使うことなく出水します。
釘さえも変化が出る「亜鉛釘」を使用。ステンレスではピカピカ過ぎてダメ。
4ヶ月でもう色が変わりつつある米杉・・・。
なにかも自然の時に身をゆだね変わる素材達・・・。
オーブルデザインが目指す「緑の家」がここにあります。
そして建て主さんは・・・
建て主さんが余った丸石で囲った花壇が良い感じ
できるだけ人工物が目に入らないように水まきのホースも茶色・・・。こんな色のホースあったのですね。