手間の鉄筋ピッチ18cmに比べ奥の鉄筋ピッチは9cm・・・。「緑の家」の基礎は頑強な事が取り柄。
現在新潟市の東区で着工している「緑の家」の基礎風景・・・。
何時もながら基礎の背が高く、ベース筋が平らという特徴だから直ぐに「緑の家」わかりますね。
その「緑の家」の基礎配筋検査に行って来ました。
鉄筋と鉄筋の離れ間隔が芯で9cmととても小さいこの基礎。見ているだけで圧倒される配筋です。仕事も綺麗で問題なしと思って見ていると、
「あれっ、」
「配筋方向が反対だ・・・Oh My God!」
と言う事で解体しやり直しになりました。
事情を聞けばちょっとした図面見方の勘違いだそうで、
こういった凡ミスは珍しいことです。
平謝りの職人さん・・・
帰り際には何も言わず鉄筋をバラシ始めておりました。
多分相当ショックだろうに・・・
こういった所はスムーズな工事監理ができて大変感謝です。
普通の基礎の半分のピッチで配筋されている。構造計算するとこのくらい必要になる。
こんな細かく丁寧に造ったのに勿体ない・・・
でも設計図どおりではないのでやり直しです。
さて、皆様(建て主さん)の手元に基礎の配筋方向まで示した図面がありますか?
また、私のような第三者(施工者でない専門家)が基礎配筋(方向まで)のチェック行っていますか?人から人へのバトンタッチ時には、思いもしないところで間違うものです。だからこそしっかり工事監理が必要です。