超高断熱と天然のままの新潟の家 ~基礎としろあり~

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Dsc00995_2 是非拡大して。何時もこうなるとは言えないが思わず撫でたくなるような綺麗な表面。隅にあるアンカーボルトM16 (引き抜き30KN)はテックワン工法専用の低い出寸法。

この工事で使用したコンクリート強度(呼び強度は33~36)30N/mm2で水が少ない堅いコンクリートですが、施工が優れているせいか予想通り美しい基礎ができています。
法律で長期優良住宅が定められた3年前から当事務では30N/mm2が基本です。時代は長期優良住宅(コンクリート造)が定める30N/mm2が標準です。それはこれからも続き、これが標準となります。既にこの結論は時代が下しました。

最近のオーブルデザインの高基礎は、基礎の表面をモルタルで補修しません。

所謂「コンクリート打放しのまま」です。なぜか・・・

それはシロアリ侵入防止の一つです。

Ccf20110306_00001 家ができてから30年もすると基礎表面に塗ったモルタルは剥離する事があります。表面のモルタルは厚さ4~6mm位で、基礎とは少し違う成分のモルタルであるため、やはり長期の外力が加わった時、基礎との間に剥離ができる事があります。この剥離した空隙がシロアリの道(蟻道)となる確率が高くなります。そこで最近はこのモルタルを塗らないよう仕様に移行しております。

ただ何事も、仕上げをしない物はコストが嵩みがちです。だから通常は皆さんやりたがらないのですが、オーブルではそこに一つ説明を加えてしてコスト増無しでモルタル塗を止めております。その説明とは・・・

「モルタル仕上げをしないので表面の仕上がりはある程度荒れていてもよろしいでしょうか?」

と言うことです。最終的には作った現場を見て頂ければよろしいのですが、このたった一言の確認で「OK」となれば基礎のモルタル塗は止めます。ただ、

「万が一表面が荒れすぎていたらモルタルを塗ります」と必ず付け加えます。

Dsc00998 さてこの上の写真は1m高基礎だからできる人通口です。しっかりと人と床下エアコンの温風が循環できる開口が確保され、更に基礎の地中梁もしっかりとれます。耐震等級2「認定」の基礎も確実に確保できます。見た感じ素人でも強そうだとわかりますね。 

建物はまず基礎からで、基礎の構造計算をしっかり行いきちっとした上で「超高断熱」や「天然素材」、「デザイン」を行う事が重要です。低い基礎(普通の60cm基礎)ではこのような計画をする事は大変難しいでしょうが、皆さんどうやって基礎の構造の安全性を確保しているのか大変不思議です。ほんとに構造計算して基礎を作っているのか不思議です。長期優良住宅認定を受けた家なら良いでしょうが、このような疑問を持った時は是非「構造計算書」を見せてもらいましょう。上物(木造部分)は構造計算しないで壁量確認でも「建築基準法」的には問題ありませんが、今の瑕疵担保責任法において雪国のべた基礎は構造計算で安全確認が原則行わなければ「保証外」となります。

何度もこのブログで申し上げてますが、特に最近はスラブ配筋より基礎梁の配筋に問題ある建物が多そうです。そもそもスラブの区画に基礎梁がない建物が見受けられます(写真など見る事がある)。不思議です。

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