「時」 と 「つながり」

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先週金曜日娘の卒業式に参列させて頂きました。

人生は気にしなければ全く何もなかったように通り過ぎる事もできますが、凡庸な私が生きている楽しみとして、できるだけ「通り過ぎず、気にして感じたい」と思っております。その一つがこのような娘の卒業式に立ち会う事だったりします。

15才で迎える卒業式は人生の中で最も記憶にのこる卒業式ではないでしょうか?心と体のバランスが取り切れていない時に迎える別れと飛翔。式では男子生徒が歌の途中で必死に目を押さえようとして手が動き、肩が震えることが遠くからでもわかります。その感情が空気伝染しこちらまで急に目の前が滲み始めます。

ふと見上げると天井には私が中学生だった頃同じように見あげていた「トラス」の規則正しい骨組みが目に入り、30年以上の時を超えてあの頃感じた気持ちが蘇ります。

繋がること、生きること、時の流れ、全てが素晴らしい天からの贈り物です。感謝、感謝です。

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