「緑の家」が取材を受けました。     日経ホームビルダー1月号 2013年

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何度となくご紹介している日経ホームビルダーという業界紙・・・。その特集にオーブルデザインの「緑の家」の事が実例として紹介されております。

書籍をそのままネット上に載せる事は著作権上の問題があるので、内容のわからないような荒いスナップ写真での紹介です。

 これからはエコ設備の使い方が重要な時代。だから設計事務所が腕の見せ所。

2013年から省エネ住宅に導入される法律では、従来建物の断熱性能しか規定がなく、そこで使用される設備(冷暖房、給湯。照明等)の効率は無視されて来ました。しかし、全国調査すると設備を無視する事はできない事が明白になり、来年から設備を含めた省エネ基準が設けられる事になりました。

その中でも新潟県では1/3の消費エネルギーを占める冷暖房設備。当事務所の冷暖房設備は、事務所開設以来ずーーーーとエアコンを第一に建て主さんへお勧めしておりました。これは大変自慢です。というのは、この新しい省エネ基準では、この新潟県において冷暖房がエアコンが一番一次消費エネルギーを使わない暖房器具と評価されております。加えて実際使用しても、一番経済的な暖房機器です。だから「緑の家」では14年間標準的に使われて来ました。

 床下エアコンがこれからの省エネ住宅の本命。「緑の家」では11年前の設置一号から始まり、ここ数年は全てで標準仕様

4ページくらいに渡って、「床下暖房」と「床下は見える化」(人が簡単に入れる位高い床下)等が掲載されています。床下エアコン元年と言うべき記事ですね。
これは直接私が執筆したのではなく、記者さんが当事務所にお越しになり取材してそれを記者さんが書いたものでありますから、多少他の取材内容も入っておりますが、概ね私が申し上げた内容のとおりです。取材時その記者さんは、「そうかー」を連発していらっしゃっいましたので、写真も5点、論文のグラフ等も掲載され、とてもわかり易く論理的に記事になっています。無論、当事務所は広告などの料金は払っておりません。全て記事という形ですし、今までこの書籍に広告を載せた事もありません(笑)。だから中立的に載せていると思いますね。

「緑の家」の実際のプランや設備位置なども公開しております。だからわかり易いですね。業界向けの専門雑誌ですが、建て主さんにも有益な情報があります。この号の購入はこちらです。

だけれどそんな情報公開で大丈夫なの?との声もありますが、それだけでは難しいのがこのシステムなのです。住まわれてから建て主さんへの使い方アドバイスもしかり、そして超高断熱Q値0.99w/m2K U値0.29w/m2K以下の住宅が基本ですから、この性能でないとコストが厳しいでしょう・・・。

 屋根下で給湯器の熱もエアコン室外機に吸い込ませる位の感覚で設置。

 照明が設置され清潔な床下空間。この中に暖気を入れ暖める。

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