ストーブの時期となりました。

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家の設計を高性能で自然・木の素材。三条 長岡見附 柏崎 新発田 新潟で高断熱 
とにかく細い木(柴)を沢山入れて短期火力大が勝負の竈の飯炊き。薪ストーブとは正反対。

「て・こあ」での竈による飯炊きももう10回になると思います。随分腕前もあがり、今では焦がさない加減がわかるようになりました。そして竈と火消し壺の関連の重要性も・・・。

煤けた土壁が年月を物語る「て・こあ」の土間

竈に火を入れると少し煙が火口から室内に漏れます。竈がある土間は大抵煙抜き窓がついてますが、そこを開けると日が差し込み、如何にも朝ご飯を作っているあの雰囲気、火があって生活している家族・・が感じられます。

今シーズンも「て・こあ」では冬とが来たことを告げるかのように薪ストーブに火が入りました。

薪ストーブは適量の木材が適量の空気で燃えていると、煙もでないし煤けもしませんが、暑いといって空気を絞り火力を絞り過ぎたりすると、煙や、煤が出ます。このあたりが超高断熱住宅で使いにくいところです。何時も半分以上の出力で薪を燃焼させる事になります。だからエアコンのような0から200%まで出力変化できる機器の方がやはり快適性は高くなります。

・・・ですので何時も言っているとおり、薪ストーブは趣味で選ぶ暖房機器です。

まだ何も無い頃の土間。この「間」、スッキリさが日本っぽい。

この写真左奥に七輪と火消し壺があります。火消し壺は現在の多くが陶器で作られておりますが、実は金属の方が安心です。
なぜか?
・・・土間はコンクリートのような堅い素材でつくられており、ここに蓋などを落とすと陶器なら割れてしまいます。この時にヒビのように見た目でわからない割れを知らずに使うと、割れる事もあるので火消し壺は、恐怖の火おこし壺になります。金属ならヒビがあっても、自然に割れることはないので絶対の安心感があります。多少周囲が熱くなっても、火は消えます。

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