「て・こあ」でのある一日 ⑲ 適火適形

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半分はもやし・・・。それがうまい。

昨日「て・こあ」で作った浪江焼きそばです。

3.11の時に狭い拙宅でお泊まり頂いた浪江町出身のご家族から先日頂きました。とても焼きそばとは思えない太い麺です。

まずバラ肉を表面が茶色になるまで炒めてから沢山のもやしを炒めます。

「て・こあ」での調理でしたので無論ガスは使いません。20年ものの七輪の強火で炒めます。

こんがり焼いた肉が絡む

もやしがしんなりしたら麺を入れます。

強火で炒め・・・

ソースを入れて味をつけ、出来上がり。麺の太さからこれに生姜を入れると味はイタリアンに近くなります。ご馳走様でした。

さて・・・適火適形ですが、

今回は薪の大きさです。
まず薪ストーブの薪は大きめ(ふくらはぎくらい)とちょっと細め(人の腕くらい)を3:1くらいの割合で割ります。長さはストーブにもよりますが、大体40cmがMAXです。木の種類は堅木がよく、入れる手間が省け煤けることも少ないです。

薪スト-ブ用は大きめの木がよいが、大きさはあまり関係なく燃やせる。室内土間に1日分のストックを置く。ライターが比較用。

次に薪風呂用ですが、こちらは少し細め(すりこぎ棒より少し太い程度)で長さは30cmくらいがよいでしょう。風呂では最初からがんがん炊きあげますので、細いもの沢山詰め込んだ方が火力があがり、暖まる時間が短縮されます。それでも夏は20分で、冬は1時間ほど掛かります。炊きあがったら後の追い炊き用と兼用なのでこの大きさが丁度よいようです。種類は針葉樹の方が火力があり良いようです。

中庸な木の大きさ。短すぎても使いにくい。長さが揃っている方が良いかも。これで1.5回分

最後はご存じ竈(おくどさん)ですが、こちらは何度かご紹介してようになるべく細く短い薪(薪と言うより柴ですね)を使います。これは一気に炊きあげ、最後は火を素早く退きますから、小さい方がよいのです。毎食、毎日だから、焚き上げ後多く炭が残ったり、木が残るとどんどん在庫が貯まりますから、1回、1回で燃やし尽くすような小さい木がよいようです。無論火力が早くMAXになる針葉樹が最高です。

同じ燃料用の薪でも、それぞれ使いやすい大きさ、樹種があります。適火適形です。

細く、短い木がよい。柴かりは昔の子供達の仕事。これで4回分弱。

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