2014.0501.16:40 脱字があったので緑字を追加
施工途中の外壁に貼り付けられた外灯の原寸写真・・・。これは照明器具の位置を現場で決めているところです。
B8902Dは真ちゅうでできているので、経年変化があり、「緑の家」にピッタシ。
「緑の家」の照明器具は、大概とってもシンプルな器具(コストも低い)しか提案しないのですが、時には結構高価な機器も提案する事があります。それが今回の日之出町の家に使った外灯・・・B8902Dという海外の有名な建築家がデザインした照明器具で希望小売価格16万(スタッフMが悩みつつ提案しました)。
普通「緑の家」で使う外灯は2万もしませんから、コストは8倍の照明器具・・・通りに面する大事な箇所で、この家の外観のキモですからここはコスト8倍でも惜しみなく計画します。
さてそんな玄関灯や外灯はその位置がとても大事なので現場で位置を決めることが常です。
えっ・・・全て現場で位置をきめないの?というご意見があるかと思いますが、現場に行ってもまだ施工中で壁がない状態で位置を決めることは大変難しく、図面上で位置を決める方が正確に決められます。壁が出来た時点で位置を決めても配線は逆にできませんから・・・。
ところが外灯や玄関灯は、周囲などの関係もあるので位置はどうしても現地で決めたくなります。特に今回は高価な照明器具なので現物を持っていって破損したら大変・・・よって原寸写真を貼り付けて位置を決めました。
この写真は内部工事は断熱材を取付ける前の電線気密処理を行っているところです。
そして・・・
まるで取り壊し中のような窓付近。
普通の新築工事現場で見ることがないショット。サッシ(窓部材)がないのに既に外壁が仕上がっているという不思議なところ。普通はサッシがあっての外壁・・・これは「緑の家」の標準版(普及版は除く)自慢のサッシ取り替え枠だから。サッシだけ20年後に単独交換可能なそんな仕様なのです。ここは大いに主張する「緑の家」の大変よいところです。