26度で湿度38%・・・って2週間前ではどんなにエアコンで除湿しても無理な空気に窓を開けるだけで可能。
窓を開けて寝ていますか?
もうそれが寒くて出来ない季節になっております。
ホント、窓全開で気持ち良い季節は少ないと言う事がわかります。
事務所でも空調はOFFであり得ない乾燥したこの湿度・・・。
真夏にどんなに除湿しても届かないこの湿度に2週間有ればなってしまうこの日本・・・ホントに不思議な気候です。そして急に気温が下がりじきに暖房が始まります。
新潟市に計画している「車場の家」の模型が完成しました。作成は外部スタッフ(前スタッフ)のNさんで相変わらずの切れのある出来映えです。
そのNさんと現スタッフM君の打ち合わせ会話が聞こえてきてそれが面白い・・・。
M
「今回から材料の色が変ってしまい好きな色ではないのです」
N
「あ、ホント・・・以前はもっと青くないよね」
M
「同じ所に頼んだんだけれどどうしてだろう」
N
「確かに前の色がよかったね」
とのような会話だったと思いますが、
何れも白色で普通の人には同じような白に見える事が模型作成者は、白には様々な白があり、統一感と追求する白色への拘り・・・。
その後私が
「2mmボードで梯子追加設置でお願い」
N
「色が違ってもよいですか」
私
「同じ材料の白でしょう?」
N
「微妙に色がちがうのです」・・・
などとなります。
とにかく庇と大きな窓が「緑の家」の外観
その模型は白あがりと呼ばれ、確かに車や人、木々を含め全て白色で作ります。
色がつかない模型・・・だからこそ形や空間だけの勝負なのです。今回もコーナーサッシを計画し、開放感と超高断熱を組み合わせております。また最近巷では少ない形状の寄せ棟がこの家には良い雰囲気です。
車庫が連続する外構
コメント
浅間様
丁寧なご回答、ありがとうございます。
拙宅は5月に入居して、夏の間は2階の使わない部屋のエアコンを24時間稼働させて、ほぼ全室27℃~28℃で湿度50%~60%維持。今年の夏はかなり涼しかったとはいえ、たいへん快適でした。24時間冷房に懐疑的であった妻も(最初は勝手にエアコンを止めていた)7月下旬に37.7℃と驚異的な暑さになった日に、仕事から戻ると室内が27℃であったことに感激。やっと信用してもらえました。(っと言っても、私も半信半疑だったのですが)浅間様には感謝しております。
冬も24時間エアコン暖房にチャレンジです。そのために不安要素は早めに払拭しておかなければと思っております。
なにまる様
コメントありがとうございます。
>リビング階段の冷気対策はどのようにされるのでしょうか?
先ずはプランで影響のない位置に配置します。
それが不可能な場合は階段扉をつけます。
それも不可能な場合は、階段の一番下にスリット(床下暖房の時)を設けるか、半扉(階段途中に段上から70cmの仕切り)を設けます。
http://arbre-d.cocolog-nifty.com/blog/2014/01/2-e623.html
それも無理なら暖房用エアコンの吹きつけ位置を階段下に計画します。
階段のコールドドラフトは大変不快ですから何らかの対策は必要です。
オーブルデザイン 浅間様
いつも楽しく拝見しております。
「真夏にどんなに除湿しても届かない・・・・そして急に気温が下がりじきに暖房が始まります。」のフレーズに反応して、ひとつ質問なのですが、リビング階段の冷気対策はどのようにされるのでしょうか?オーブルデザイン様の設計される住宅は今は床下暖房をされるようですので、床から暖かい場合はあまり考慮しなくてもよいのでしょうか。拙宅は長野市内で、今年初めてエアコン暖房にチャレンジします。(床下暖房ではないです)
稚拙な質問ですみません。ご教授、よろしくお願いいたします。