最初に・・・
オーブルデザインでは年賀状を昨年から諸事情で全て取りやめております。ご理解をお願い申し上げます。
昨日もまだ工事監理が有りました・・・。
フラットスラブの一体打込み基礎(立ち上がりとスラブに一緒にコンクリートを流し込み一体化させた基礎)のため、写真のように捨てコン(構造と関係なく作業しやすいように平らに5cm程度出作るコンクリートのこと)の上の作業は、普通の方が見てもシンプル=作業性の良いとわかります。
三条はまだ雪がありますが、基礎は着々とすすみますが、正月休みなのでその間に雪が降っても除雪しやすいところで年内作業を終了させるとのことです。
こちらは27日の工事監理ですが、
「緑の家」独自のダブル通気胴ぶちです。通気胴ぶち(通気層をつくる木の事)が縦横に入っているのがわかりますか?普通の施工ではこの胴ぶちは縦か横に一方向だけにはいりますが、「緑の家」はダブルで通気胴ぶちを入れる事で確実に通気ミスがなくなります。
更に縦胴ぶちが巾が通常の2倍以上の105mm・・・これは木の外壁をしっかり留めつける為のものです。
庇自体は防水線の外側に来るので、非常時庇下(サッシ上)から水が排出される仕様。つまり外壁の付属品でこの庇の役目は簾設置と保護になる。
現在「緑の家」の普及タイプの庇はこのように胴ぶち上から造ります。庇は外壁の付属物で、防水線はサッシになります。一方「緑の家」標準タイプの庇は屋根となります。このあたりが大きく違う所です。
考え方はこちらの庇無しの窓上と同じです。サッシ上端から非常時水が排出される隙間がありますね。この上に木の外壁が貼られます。