昨日朝日・・・久しぶりにSD14の出番。流石に切れが違う・・・
昨日新潟は朝から晴れて良い天候になりました。太平洋側が荒れた天候になると日本海側が晴れる・・・これは太陽光発電の平準化として考えるなら送電網さえしっかりあれば良いことでしょうね。
そんな晴れの日に旭町の家の基礎コンは打ち込まれました。新潟では2月として最高の日に工事が行われ、これは関係者の日頃の行いでしょうか。
当初予定では先週打込みだったのですが、打込み前の監理時に現場の間違いに気付き、次の日の打込みを中止して一週間遅れの打込みとなりましたが、養生工期が十分に取ってあったため、工程の遅れはなかったです。基礎は施工後の直しが出来ないので監理は気が抜けません。工事監理者が施工者以外(設計事務所)ということは、こういった意味で一番間違いが少なくなるナショナルスタンダートな建築方法なのでしょう。
次にこんな晴れているのにバルコニーから雨漏れがあるという9年前の家に伺って来ました。
バルコニー床にしか雪がない状況で漏水・・・。防水層に何らかのトラブルありと断定
バルコニー下の写真。穴は結露防止用防水層裏に通じる換気穴。このような細かい設計気配りもあったので結露では無い。
先回は換気扇フードからの漏水ではないかと疑って取り替えたのですが、原因が違っていたようです。写真の通りバルコニー床以外に他に雪がない晴れた状況でこの下部の天井からの漏水・・・。結露でも無いことを確認してバルコニー防水層が何らかの理由で破壊されたので漏水していると断定。このタイル床を全て剥がして修繕工事になります。この「緑の家」を施工した工務店は既に会社が無いのでここから先は保険会社の管轄となり当事務所は原因の確認をさせて頂く事になります。9年前の瑕疵担保保険が義務で無いときにその保険に任意で99%の「緑の家」は加入しておりましたが、それが今考えると大変良い判断でした・・・が、屋根無しバルコニーは普通の勾配屋根と違いリスクが大きいかもしれません。
次に・・・
長潟の家が上棟中なのでその現場に行きました。基礎の具合は非常に良く、黒艶の打放しです。
最近「緑の家」の土台は檜の集成材がメイン。以前は米ヒバの土台。この理由はいづれ・・・。
続いて西大畑の家に立ち寄ります。午後5時を廻っても晴れた日はまだ明るい・・・春近しですね。
こちらも順調に進んでおります。2m持ち出しのバルコニーの梁がネットからはみ出して主張しておりますね・・・。
壁倍率5倍の構造用合板もキッチリ施工されておりました。
一日でこれだけ様々な事があると何かをミスするのが私の欠点で、打ち合わせに必要な大事な印鑑を忘れて・・・という事になってしまいました。ご迷惑をお掛けした事をこの場を借りて改めてお詫びします。こんな日こそノーミスで業務遂行できる胆力が必要です。