「便器について思う事」その2と、家の短期養生

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コストと性能のベストバランスであるこの便器セットがカタログに記載されていない組み合わせ・・・

以前のブログで「お尻洗浄一体型便器について思う事。」で推薦している,「緑の家」標準の便器がこれです。

便器の写真を今まで積極的に撮影したことがなく、紹介もあまりしなかったので石上の家で使いましたのでご案内します。


セット品と同様な納まり具合だと思う。色もほぼ同じ・・・。「緑の家」の便所はあえてスタイリッシュではなく個々の素材感重視

この写真のセットはPanasonicのアラウーノVですが、カタログにもショールームにもない組み合わせです。便器はアラウーノVなのですが、便座は量販電気店で販売されているPanasonicの瞬間暖房便座です。これは家電用(一般販売ルート品)なのでアラウーノVの販売店にはありません。よってこの組み合わせはカタログでは探せないものです。
ではなぜ「緑の家」ではこの組み合わせか・・・。

コストが安価で電気代が最小の温水洗浄便座になるからです。その理由は「お尻洗浄一体型便器について思う事。」をご覧ください。


黄色い線から分離する普通の仕組みである便器と便座。

違和感なくセット出来ていると思います。無論最近流行の一体型便器のスッキリさにはおよびませんが全く負けますが、別々に交換出来るというメリットは壊れる事が前提の設備品には大事な要素です。特に温水洗浄便座は壊れやすいものですから・・・。

さて・・・
今日石上の家が完成し明日から完成チェックと完成見学会を行います。
今日の夕方は最後の養生と家全体が温まるように戸の開けるところと閉めるところだけをセットして帰ります・・・

この隙間加減が重要。ときには善い癖をつけるために戸に紙を挟む事もある。

家全体と戸はまだ完全に乾いていないので引き戸を壁に引き込むことはせず、このように10cmほどあけて戸全体が乾くようにします。またこの隙間が家全体が暖かくなるようなるポイントです。



洗面所は開けておくと暖気が広がりやすくなる。

押し入れ(収納)も同様にわずかに隙間をあけて調子して明日を迎えます。完成し暖房してから1ヶ月くらいすると家全体が乾きこのように配慮しなくても家中が同じ温度になりますが、本格的に暖房したのが昨日だったのでまだ家は本調子ではありません。ですのでこのような細かい配慮をすることで明日の見学会において皆様を最高の暖房状態でお迎えできるわけです。
換気扇の設定もエアコンも風の強さ、向き、温度も細かく調整してお住みになって1ヶ月くらいの安定した状態をこの2日間のわずかな時間で作り出します。このあたりが20年近くも高気密高断熱家中暖房しているノウハウなのでしょうね。

さて明日は氷点下近くまで下がりますから絶好の超高断熱住宅体験日です。

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