「提言10」の季節到来 その1

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Dsc09914天然素材の代表・・・タタミのい草に生えたカビ 2013.07.13のブログから。

オーブルデザインが大事にしているものが提言の中に沢山ありますが、その提言10・・・

通風はカビの危険増↓

http://arbre-d.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/post-7905.html

の季節が来ました。

オーブルデザインの「緑の家」は自然素材を人の肌が触れるところで使うことを優先に考えております。

だから・・・床が自然素材をそのまま使うまず最初の部位

ここには拘りが有り、20年も無塗装を薦めて来た原点です。
だから実際使った人の投稿では

http://arbre-d.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/post-4e76.html

等があります。こちらは「緑の家」のオーナーさんではなくこのブログの読者さんです。

さて・・・

「緑の家」は60年住宅を目標に提案しております。なぜ60年なのかは過去のブログにその理由がありますのでご興味があればご覧ください。この60年住宅で一番問題なのは・・・

「カビ防止と自然素材両立」

です。

「えっ・・・最近の家はカビないのでは?」

と思われておりますが、

自然素材は実はカビとの戦いです。

まあ冷静に考えればあたりまえで、自然素材はその成長が止まったときからカビとの戦いに負けるのです。例えば木は切り取られるまではカビに対し強い抵抗を示しますが、伐採された途端にカビが生えます。ここで「えっ」と思われる方・・・

そう思われた方は森へ山へ行ったことがない方かもしれません。森で木が倒れれば一年でカビや苔にびっしりと覆われることも多いです。つまり生えていたときにはカビに抵抗できる成分を常に分泌、合成、他の菌と共生してたのですが、切り取られた途端に新しいカビに対する抵抗成分は造られなくなり、残ったカビ抵抗成分が切れた途端にカビが生えるのです。

ただ家の中のように日や雨が当たらなければ意外と抵抗成分が長続きするので、普段の生活で気がつかないだけです。つまり住宅に使われた木は一年でカビが生えないのはその木にまだ防かび成分が残っているからです。

Dsc04824裏側はカビが全く無い。天然の防かび成分が残っている。

Dsc04823

まず・・・日の当たる方が先に黴びる。つまり簾の防かび成分が日によって分解蒸発したから。
2014.09.02ブログから。

ところが・・・

この防かび成分は室内という環境であっても20年~30年でなくなります。もっと早くなくなる竹やわら、い草等は1年から10年でなくなります。防かびが成分がなくなった木やい草はなにもしないと梅雨時にカビがはえますから、人は掃除をしたりして物理的にカビを増殖させないようにしてきたのが日本の家屋だったのです。

毎日の畳拭き、床掃きがこれにあたります。自然素材とはそういうものでカビが生えない自然素材は存在しません。カビが生えなければ分解が進まず今頃地上はゴミだらけになっているでしょう。カビが分解してくれるからこの美しい地上があるのです。

それでも掃除の行き届かない押し入れ、床下、天井裏などは木や埃にカビが生えあの独特の家臭になります。築30年以上経つと突然家の匂いが変わることを多くの人が体験しているはずで、これは現在の家でもかわりません。

Sdim1214
築100年年の民家の土壁。カビで全体が黒ずむ。リノベーション「て・こあ」より。

自然素材は好きだけど、掃除は毎日したくないし・・・でもカビはもっと嫌いな貴方・・・。

「緑の家」の梅雨から24時間空調でほぼカビは防げます。

その2に続く

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする