坂井の家 基礎一発打込み

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Dscf8341快晴の中打ち込みが始まる。

今週の月曜日、坂井の家の基礎コンクリート一発打込みが行われました。

Dscf8344ポンプ車に表示される受け入れ伝票

コンクリート呼び強度は33N/mm2と高強度。水セメント比も50%以下になり、スランプは15cmと結構固めの生コンです。

Dscf8337

一般住宅のM16は柱の横に付ける設計のためL=900の物を510mm以上基礎に埋め込みむため、柱根元から300出したければL=900の物になります。ですので巷にはL=900が一般的に流通しておりますが、「緑の家」は土台の中(柱より下)に設置するのでL=700で問題なく510以上の埋め込みがクリアーできますからL=700以上をしてしておりますが、こちらではL=900の物が設置されておりました。「緑の家」は基礎全高が1001mmあるのでL=900のアンカーが800mm埋まっても問題なく設置出来るのが良い点です。

Cci20150930実はこの写真とてもおかしい。前にも説明したが一番上の鉄筋(主筋)の上に被りコンクリートが120mm以上無いと510の埋め込みならない。しかし120の被りは多すぎて構造計算上の数値60~80mm(「緑の家」)の倍になる。これは一般的でない360mm以上の埋め込み写真と判断出来る。

こちらは住宅のバイブルである住宅金融支援機構の設計仕様書にある写真ですが、L=700のM16アンカーを360mmを埋め込んでいるところです。しかし510mm埋め込むには最低でも基礎全高510+60(被り)+20(遊び)=590mm必要です。と言うことは巷の普通の基礎高ではギリギリ600無ければいけません。外周基礎は600あるところが多いでしょうが、内部基礎は480mmあれば長期優良住宅基準の床下高さを満たしますことで480mm基礎を採用している設計も多いでしょう。そこにはこのM16を360mmしか設置出来ませんから内部に高強度の耐力壁は設けることが出来ませんね。「緑の家」の高基礎はこの点でもすばらしい余裕があります。

Cci20150930_0001住宅金融支援機構の設計仕様書の抜粋

Dscf8335M16アンカーの長さは900mmだった。すると埋め込み長さ800mmを超える・・・。相当の余裕。

Dscf8350何時ものように流動性を確保するノロを場内で処理する。打込み直前の大事な作業。

M12アンカーボルトも埋め込み長さが設定されております。

「緑の家」ではL=450~500mmのM!2を指定しておりますが、坂井の家では勘違いしてL=400の物が設置されていることが打込み前の最終チェックでわかりました。早速、構造計算書をひっくり返して、今回のM!2付近の引き込みが11KNを超えるところがないことを確認の上、打込みGOサインを指示しました。今回はM!2の負担する最大引き抜き強度は10kNと9KNが2箇所あるのでこちらは念のため補強でM!2ケミカルアンカーを増設します。11KN以下の引き抜きに対しては埋め込み長さ200mmでOKですからL=400が巷で使われる事が多いので勘違いしたようです。

慣れている業者さんでも人が変わる、間違う事があります。ダブルチェックできる設計事務所の工事監理・・・気が抜けません。

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