「て・こあ」でのある一日 七拾九 賄い

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昨日キッチン土間の窓外に登場。この高さに上れる蛇はこの種だけ。照れ屋なので直ぐに逃げる。

「て・こあ」の守り神様です。

一ヶ月ほど前に幼蛇を見かけてからそれっきりになっていた「て・こあ」青大将。元気な姿をみせてくれました。まあ、その時と同じ子かどうかはあまり意味がなく、人里で人と共に暮らしてきたこの蛇・・・ネズミ駆除の第一人者であることに変わり無く、この種全ては有益なもの=守り神
となり、同じ主と呼んでも構わないでしょう。

まだ発育途中、体長は1mほどあるがやせている。この子がいるとカナヘビ、トカゲはほぼみなくなる。

女性管理者も守り神の心得で、特に怖がることはないばかりかありがたがっています。スズメ・ツバメと青大将は人の近くで共存してきた数少ないちょっと大きめな生き物です。

「て・こあ」では昨日8人ほどが訪れて(管理者と私で10人)そのうち6人がでお昼を御一緒させて頂きました。

おかずは持ち寄りが多く、特に身の回りの季節の物を頂くことが多いようです。

左から鳥とキノコの炒め物、ふき、ワラビとにんじんの塩つけ、山水菜の根っこです。この他山椒の実の塩漬けがおいしく、「て・こあ」の庭の山椒ももうじき並ぶでしょう。

上のオレンジはあり合わせのトッピングとのこと。

デザートはロースイーツの試食があり、美味でしたね。

コアは抹茶カカオだそうで、完成された味。

「て・こあ」のスイーツの特徴は、高アミロース米を使ったお菓子とこちらのロースイーツ(全く火を通さないで材料最初から最後まで)のケーキ。火を通していなのでフルーツのような消化性をもちます。ただ高アミロース米はせんべいのような乾く方が得意なので、スポンジ形のお菓子には相当苦戦していたようで、今までのレシピが200以上、試作もそれ以上(個数は1000以上)行ってようやくある到達点に来たようです。

さて・・・

先の話題のキッチン土間ですが、今回の食事もこの土間で作ります。特に何時もの薪で作る羽釜ご飯・・・。こちらは私がある程度のところまで来ましたが、まだまだ奥が深い・・・。
ただ・・・この土間床でないと羽釜ご飯を炊くことには尻込みします。

大量の水を使う食事文化は日本的。水道がない時代、飲める水が平野部で大量に使えるのが日本の奇跡。

ザルで水を切る。7合でも飛び散りがおおい作業。

多分洗いだけに使った水量20L程度。洗うだけでこんなに水を使う主食は日本独特。

今日は火に勢いがある。

7合を炊きあがる。この羽釜で2升炊きだからまだ半分もない量。

理想的に炊けたときは、おしゃもじだけでこのくらい綺麗に取れる。
お焦げもおいしいが、米が勿体ないくらいへばりつくから避ける。

出来上がりのご飯。

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