床下暖房の汚れ 市議会での質問

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ステージえんがわ内にあるスパイス研究所というレストラン。

今年3月に事務所から徒歩12分くらいの所にオープンした
三条市の市営「ステージえんがわ」内にあるスパイス研究所というレストラン・・・。

三条市の定例議会で「床下の隙間から「風」を吹き上げる設備がある。床下内にゴミが溜まった場合、床から吹き上げることとなると、食事をとる場所としては考え物」との意見と質問があった。

床は10cmに対し数ミリ隙間があいている。そこから「風」がふきでる。つまり床下暖房と同じ。

床は「緑の家」のデッキ材としておなじみのアイアンウッド・・・。その床材同士が若干すいていて、そこから冬なら温風を吹き上がるようになっていることは、このブログでご紹介しました。半外部空間のこのレストランで、冬の床下暖房は快適で大変よかったです。

三条市のローカル新聞での記事。

で・・・
ゴミが落ちてその溜まった空間の空気が床上に吹き出されるという発想は、私が常日頃から申しあげているとおり、

床下は何れ綺麗ではなくなる。だから掃除出来る構造が大事。

と全く同じ想像・・・。

掃除をした人ならわかりますが、穴があれば下にゴミは落ちるし、時間が経てば埃も虫の死骸も溜まる想像は、このような市議でも出来るわけです。

私はこのステージえんがわの構造は現時点では問題ないと思います。なぜなら吹き出される風は緩やかでテーブル上まで届かないと想像出来ます。またこのレストランは、半屋外が売りで、常日頃オープンカフェテラスのように使っているので今更床下が汚れてその空気が・・・といってもほぼ全て他は外気なので余り意味がないでしょう。

室内であって屋外のつながる・・・屋根だけある建物とおもった方がよい。

こんな建物だから屋外でご飯を食べていると思えば、ハエもきますし蚊も来るでしょう・・・。しかも短時間しかいない・・・ピクニックにきてお弁当を食べると思えば綺麗な方と思います。

「緑の家」床下内空間。洋服まで保管できる清潔さと清浄さがある。ここが床下暖房の空気がとおり抜ける。

「緑の家」はユニットバス下も目視出来る理想的なメンテナンス空間

では床下暖房の床下空間も汚れる空間内を通ってくる空気で暖房してもよいかと考えると、それは全く別。上のような一生に数十回もいかないレストランと一生のうち1/3以上は過ごす空間とは考え方が全く違います。長時間過ごす空間は出来るだけリスクを避けた外気に近い綺麗な空気で暖房がよいでしょうね。

さて、市議会での運営の市側の理事者答弁は
「県食品衛生法施行条例では床の構造基準を特に設けてはいない。衛生管理を徹底するように指導したい」
として問題なしとの回答となった。汚れるか汚れないかについては触れない、如何にも・・・の答弁です。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする


コメント

  1. オーブルの浅間です。 より:

    とうちゃんさん
    >床下に服が吊って収納出来るって良いですね!
    ああーそこですか・・・。
    うーん。
    ですが確かにそう言われればそうですね。納得(笑)。

  2. とうちゃん より:

    床下に服が吊って収納出来るって良いですね!妙な所に反応しますが(笑)