久しぶりに原発の話題

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原発の話題は随分久しぶりです。

以前から申しあげている事を一つだけ・・・今、原子力発電所で過酷事故が発生した場合、30km圏内(ごく近隣を除く)の住民には原則屋内退避が国の災害対策指針で示されております。

そこで・・・

日本で原発の過酷事故が発生することで考えられるのが大地震しかないと言ってもよいでしょう。その他動乱、戦時、隕石、飛行機落下もありますがこれは現時点で大変低い確率です。

そこで一番おきそうな大地震ですが、

大地震がくれば大停電になることが過去の大地震からわかります。つまり電気、たぶん上水もないところが多くなるでしょう。

さて、過酷事故は真夏には起こりません、真冬にもおこりません。・・・というこ事で屋内退避は考えられているようです。電気、水がないなか、窓を閉め切って換気扇もOFFで真夏・・・死にます。たぶん体力のない高齢者、赤ちゃんは1日もつか持たないか・・・しめきりでは室温が40℃を超えます。窓を開ければよいのでしょうが、指針には窓を開けると放射線を発生するガスや粒子が飛んでくるので窓は閉めきりです(ブルーム情報もこないでしょう)。はたして・・・この屋内退避でよいのか・・・。原子力で災害が考えられる以上(既にありましたし)、避難の想定はしなければなりません。その時の避難方法の原則が「屋内退避」ということに対し、30KM圏内の人は納得しているのでしょうか?もし真剣に原発を運転するならせめて住民全員のシュルター※施設を造るくらいの意気込みや現実的な安全性の確保をお願いしたい・・・と私は考えます。この30km圏内の住民(寺泊)の考えはおかしいのでしょうか。
※密閉された建物でフィルター付の換気扇と空調を備え、耐震性のある自家発電を持っていればよい。水とトイレがあれば3日は大丈夫。食料は自主的に持ち込む。それを町内集会場くらいの配置であればよい。簡単だと思う。

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コメント

  1. Asama より:

    昨日のローカル新聞に現知事が説明しておりました。

    原発から30km圏内には44万人いる。この人達をバスで避難させるには1回では1万台、2往復でも5千台いるそう・・・で、それを誰が運転して行くのか?その人に誰が「行け」と命令出来るのか?
    個人で避難するには大地震時では不可能近いほど道路は渋滞し、過去もそうであったように高速道路は直後に閉鎖される。
    30km圏内の人は3.11と同じように「我慢して被曝して」と言うならそれも仕方無い。
    との事になりますから・・・
    となるとシェルターが現実的です。現在で福島では概ね4000億の復興費用、健康調査等が使われているので、仮にシュルター1000コを一つ5億円で造っても5000億円だからよいのでは・・・と思います。勿論、建設費維持費は電気量金に上乗せで。それでも民意が原発再稼働ならそれで私は腹をくくります。

  2. 匿名 より:

    シェルター、作るべきだと思います。
    私は100km以上離れた土地に住んでいますが不安です。
    近い地域の方はいかばかりかと思います。
    福島の影響は100km以上離れていても未だに残っています。
    山菜からは未だに放射性物質が検出されています。

    今でも原発事故のときの恐怖は忘れられません。
    なぜ再稼働という選択肢があるのだろう?
    皆、あの時のことを忘れてしまったのだろうか?