今日は富山でパッシブジャパンさん主催の講習

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2016年10月7日22時20分追加更新

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講師はM’s構造設計の佐藤さんです。

午前中は熊本の地震の結果報告です。

佐藤さんの話は10年くらい前に一度新潟市内で講習会で聞きました。

わかりやすい話だった記憶があります。

ところで、

先ごろの報道で車のオートライトがメーカーの方に義務化されるようです。私はオートライトを普段わざと不可にしていますが、北陸道の新潟県から富山県に行く道中だけはオートライトONします。トンネルが26本連続するのでいちいちON、OFFしていたら大変です。するとやはりいました。無灯火でトンネルを走る輩。これは大変危ないです。トンネル内ではドアミラーで後ろを見たときヘッドライトがついていないと瞬時の判断がおくれます。つまり見えないのです。こういう運転者は多く、さらにウインカーまでつけないで車線変更する運転者まで・・・。夕方のヘッドライトOFFのままよりも、もっと危険です。

そうなるとやはりオートライト義務化かと考えますが、うーーn。まずは無灯火違反の厳罰化かな~。でも実際の取り締まりができないので今回の義務化になったのでしょうね。

さて、午前中の話で、

「対伝統工法の話」に力が入っていまして、「何かあったのか」と感じるくらい受講者に伝わりました。柔構造と柱建て工法が矛盾するとか、伝統工法のお寺が簡単に壊れたとの現実があるのに・・・との事です。

午後に続きます。

その前に・・・22日から24日まで熊本の益城益子町で倒壊建物を解体しながら倒壊原因を探る実証が行われるそうで是非参加したのですが、すでに予定が22日と24日あるので23日だけ・・・。

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午後はわりと初歩的な構造の話なので気楽に聞いております。

・・・

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まず感じたのが・・・この講習を行っている建物のエレベーターが怖い・・・。

DPGで全て造られたかご・・・。大変かっこよいのだがこれで何かあったらガラスが降ってくる・・・。最近は昔と建築の見方が変わって、地震が来た時に安全かどうかが最優先です。たぶんEVのかごの構造設計がされているでしょうが、心理的に怖い・・・うえから物が降ってきたときにやっぱり天井くらいは割れない素材で作ってほしいと思います。建物内は物が上から落ちてくることが前提です。まさかいつもヘルメットを持っているわけではありません(笑)。

さて、当初から(1998年)から超高断熱より構造が優先すると言い続けてきました。そのことを柔らかく佐藤さんはおっしゃってましたね。

実は佐藤さんのお名前は佐藤さんのお父様も県内ではとても有名な方でいらっしゃいましたので、Msさんを立ちあがたころからよく存じあげておりました。熊本地震の報告の講習会をすでに40回以上行っているとのことで、佐藤さんのように実務者と研究者の両輪でおこなう方の話はよいですね。

地盤改良と液状化の相性などもあり、形がある方が液状時に強いとか、地盤改良○×工法は事故ばかり起こしているとか・・・。

最後に質問したのですが、

浅間:「筋かいが悪かったのか(悪くて被害が大きくなったのか)、筋かいを施工・設計した業者が悪かったのか?どっちですか?」

と更に

「私が工事監理した建物の中で100%施工会社さんは筋かいの素材の品質に問題があったので、実はそういった原因が多いのでは?」

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建築基準法で定まった仕様。これが違うとなると長期優良住宅の認定さえ崩れる。

「筋かい」が法で決まった所定の耐力がでなれば建築基準法の施行令を変更しなければなりません。しかし筋かいを設計施工する建築士及び施工者が悪ければそちらを是正する施策を考えなければ建て主(国民)さんのためになりません。ここをごっちゃにすると国民の安全と財産を守る構造設計が崩壊します。

法治国家ではまず法律はどうなっているのか?筋かいの法律があるのか無いのか?
法は↓の写真のようにあります。

実務者(実務の建築士)は自分で研究、測定出来ないので国の法律と指針を第一に考えそれを建て主さんの利益とします(私もそうです)。当たり前です。そうしなければ確認申請はおりず家が建ちません。つまり法では自分の思い込みでの構造計算は行ってはいけないと言うことになります。

法律で規定された筋かい自体が悪いと行政(準じる方)が発言すれば建築基準法の根幹を揺るがします(研究者はある特定の場所ならOK)。早急に改正が必要です。一方筋かいが法律で決められた所定の耐力を正しく有するなら、それを元にした計算方法や設計方法、施工方法が悪くなります。それとも筋かいに関わる問題は全くなく幻想だったのか・・・?

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上の仕様規定を受けて許容応力度設計も同様に筋かいに1.96KNの係数を与えている。これが違うとなると計算の前提が崩れる。確認申請も出来ず建物が建たない。

法律は仮に悪法でも法である事をスタートに考えなければ法治国家ではありません。法が悪ければ堂々と法律が悪い事を根拠を持って主張する事は当たり前ですが、現法がある以上、専門家(国から免許をもらって独占権を所有している建築士)はまず法を厳守した設計に従うと言うべきで、違う事を行ったら個人宗教の世界です。研究者、学者はその研究会議・学会で何を言っても許されますが、実務者は前置き、つまり法律は厳守、だが今研究進んでおりそれが法律になった時点で変わる可能性がある・・・という言い方が必要です。そうで無ければ思い込みの妄想世界になって収集がつきません。

もう一度言いますが専門家が「今はこれが正しい」というのは法で定められている事項のみで、それ以後は学会ではこういうこともあると・・・前置きは誰にでもわかるようにはっきりと伝える必要があります。

車に置き換えるとわかり易いです。法律では高速道路は最高速度100km/hですが、それを警察官が安全講習会で、

「車は日進月歩で今は120km/hでも事故の確率は100km/hと一緒だという研究がある・・・だから私は120km/hでも正しい走行であると思う・・・」

大変な事になりますが、建築の世界では許される不思議さ・・・。

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