「て・こあ」でのある1日 壱百壱 カメムシとカビ

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こちらにございますは・・・

緑の多い所に住んでいらっしゃる方にはおなじみの

「クサギカメムシ」様です。

「て・こあ」の周囲は緑多い里山?・・・。

従ってこの子達も数多く生息しております。

24時間薪ストーブを焚き続ける。

この子達は越冬のために人家に入り込む種もおおく、昨年の12月から始まった「て・こあ」に連続宿泊で24時間暖房を行ったせいで、もう春だと勘違いして室内で次から次へ飛び回ることになりました。

普通の昆虫なら大慌てしないのですが彼らには恐怖を感じます。

そう・・・毒ガスを振りまく虫。しかもこのクサギカメムシは最強臭との呼び声もあります。

その効果といったら、1匹が発生する臭気は5m離れてもわかります。もし知らないで脱いだ服に付いていたもの着てしまったら・・・

体まるごと洗濯機に入れないととれないような匂いです。

今回だけ彼らを既に100匹以上外へ追い出しました。もう一つの天敵のゴキとちがい殺せないので、外へそーっと追い出すしかありません。少しでも刺激を与えると・・・2時間は取り返しの付かない大変な事になるからこちらも必死です。彼らは死んでからも数日は臭気を発生しますから死骸であっても決して踏んではいけません。しかも燃やしても異臭がします。最強の虫ですね。

「て・こあ」は夏はとくにかび臭いのですが、よく嗅いでみるとこのカメムシの匂いも少し混ざっているのではと思わせます。そしてカメムシの臭気はある草の匂いに似ております。まあこれは当たり前ですね。カメムシは草食ですからその草を食べて臭気を体に溜め込んでいるのでしょう。

つまり「て・こあ」は草とカビ臭がまじった匂いになっているのです。その中で薪ストーブや囲炉裏を使うと煙い匂いが強いので、草とカビ臭がかき消されます。そうしながら昔の人は過ごしてきたのでしょうね。

50年は経過したような襖。分解して表紙は燃えるゴミへ、中の木組みは薪としてつかう。

さて、

もう使う予定のない襖が10枚ありましたので、分解して処分することにしました。

表紙を剥がすと下貼り紙があり、それを剥がすと骨が露出します。その骨は杉材で、不思議な事につい最近造ったような色をしておりますが・・・カビかなと思われる黒いつぶがあります。

上の骨組みのアップ。解体時の黒い煤か、カビか?。

なるほどね・・・。

紙で密閉されていても取り外してから2年くらいは外に出されたまま(屋根下)でしたから、カビの生える湿気の条件は満たしていたので生えたとおもわれます。

所で・・・

24時間暖房し続けた古いキッチン土間は、過乾燥で柱と土壁に大きな隙間ができております。

キッチン土間の壁。写真右の温湿度計をアップにすると・・・下の写真。

RH(相対湿度)も25%と関東並・・・。

これでは古い自然素材が今まで体験していない自然界では存在しない環境となったことで、あちこち不具合が起こり始めます。天然藁床の畳も最近は隙間が5mm!あるところもあり、驚くばかりです。建材畳(畳床が人工素材)ではまずあり得ない事がおこります。この乾燥では潜んでいるカメムシもミイラ化するでしょうね。

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