来月見学会のおこなわれる「北園町の家」の巨大なバルコニーが見えてきました。
ところで・・・昨日密かに(私が知らなかったし、どちらにせよ行けなかった)行われた完成気密測定の結果は0.4cm2/m2で中間の気密測定から0.2cm2/m2のダウンでここは予定通りです。
建て主さんのご要望でこの巨大なバルコニーが計画された訳ですが、素材はアイアンウッド。
最近では殆どの工務店さんが、この材の良さに気づいて使っておりますが、多分・・・
このウッドを住宅で本格的に新潟県で使ったのはオーブルデザインの「緑の家」です。それまでは杉や檜、ウエスタンレッドシダー、加圧注入材が殆どでは無かったかと思います。
「緑の家」のオーナーさんでいち早くこの材の良さに気づきそのご要望で14年前に大々的に使い、それからほぼこの材しかバルコニー材として使っておりません。
家の設計者の考え方でどこが最も重要かは、
「過去の設計」
を見ることが一番です。
家は30年は普通に使います。その時に先をどのように見据えて家造りを行っていたか・・・?
過去の設計がその事を、その事実を表すのが過去の実例なのですね。
その点オーブルデザインでは20年間の実例を余すこと無くHPに残っておりますから、いつでも確認出来ます。
家族の間の大開口部・・・
その下は全て箱収納。その巾は5mもあり、これは建て主さんのご希望で設計。この箱の上のカウンターが上がり段になってバルコニーへ出て行く事になります。
これならどんな物でも大概おさまります。
ちょうど玄関の床を塗り作業中。モルタル塗りは「緑の家」の標準仕様。
この塗りが床が感じが良いのです。