床下暖房用の冷房(除湿)使用は慎重に6   2017年版

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カビ玉の一部。いつみても気持ち悪い形状。

昨日「緑の家」で今夏2件目のドレンつまりの報告を受けました。上の写真は床下用エアコンを除湿に使っていた「緑の家」で、ドレンつまりを受けて何時もの器具を使い吸い出したカビ玉です。

今回のカビ玉は「ベージュ色」・・・。

お盆で数日家を空けて昨日戻ってきてふとした理由から床下へ入ると・・・

床面が水浸し・・・おどろいて・・・オーブルに連絡したとのことです。

業者さんが休日だったので私が今朝伺って吸い出しました。

これで今期はそのまま使えると思いますが、一応点検のため電気屋さんに確認して頂きます。

何度も申し上げますが、

連続して2ヶ月間除湿等してエアコン内部に結露水を発生させると、比較的高い確率でこのようなカビ玉が生成され、ドレン管内で詰ると室内機から水が漏れだします。

ですので、

最低1週間に一回くらいは床下内に入って水漏れがないか確認することが床下用エアコンを夏使うときの注意と「緑の家」では思っております。

今回はそれでも早く発見できたので、漏れ出た水は20L~30Lですんだようです。

水を被った断熱材はこのように↓温度の低下した部分でわかります。

つまりを直した後、除湿運転をすれば7日間で乾くと思われる。また扇風機を使うともっと早く乾燥が進むので、今後置く予定と聴いている。これも床下が高いからできる技。

今回のエアコンは後ろが外壁でそこから外へ抜いている理想的な配管で、ドレン管は一般的なメーカー推奨の内部が黒く保護された物ですが、今後は以前から申し上げているVP管20mmを使って大きな径で詰りにくくする事も実施しなければいけないのでしょうか。すると内部径が15mmあるので気密がそれだけ悪くなります。悩みどころです。

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