今日随分前から予約したお店で会食を行いました。
部屋に入った瞬間に拡がる風景は何もない「無」の世界。花さえもない・・・。
非日常的な空間で必ずお店には一組のお客様だけ・・・。つまり何時も貸し切りでしか承けないお店です。
ですので、トイレ窓からも会食空間の窓の一部が見えます。つまりこちらから見えると言うことはあちらからも見えると言うこと。気配を察してそこには行かないという日本の気質を信じた空間構成です。
貸し切りだから出来るこのトイレ。しかもこのトイレも3帖くらい空間があり、空白が覆い尽くし、何とも非日常です。
無駄な物は一切なく、ここにも絵も花もない・・・。
しかしそれには理由が有り、料理が絵で有り花であるのです。