今年の冬は寒かった・・・。事務所の暖房に使った電気代も軒並み昨年度より2割から3割増しで、井戸ポンプ融雪に使った電気代は2倍となっている。そんな冬の三条市と長岡市での気温の差を比較した。
昨日は親戚の通夜があり、今日は屋根から雪止めアングルが先日の風で落ちてきたとの事で11年前の「緑の家」に伺ってきたが、実は長岡の家の図面の追い込みで大変忙しく、何時もは残業食料理も作るのであるが今週は出来合品のみで我慢・・・。
その「長岡の家」でエアコンの選定をしている。ネットで調べると寒冷地用のエアコンで床下エアコンに最適な機種(風量1200m3/h以上)の市場価格は一般地より概ね2倍もする。三条は一般地用エアコンでこの冬も問題なく床下エアコン暖房を維持できていた。よってこの表を見る限り長岡も同じ気温なので一般地用で良いと思われる(器機寿命は価格に関係なく先日の推察では6年~8年)。
しかし注意しなければならないことは降雪の量である。長岡市は三条市の1.5倍の積雪量だったので、室外機が埋まることなくまた雪ができる限りかからないように屋根を大きめ設ける事が必要・・・。
と言うことで長岡の家は市街地に建設されることも考慮して一般地用のエアコンを採用する事にした。
所で・・・上の雪止めアングルが落下した件で、現地で調べると原因は今年の積雪とその融解の氷塊現象で普段は発生しない横方向への力が風でおこり、そのためアングルが留めつけ金物から外れ、その状態で先日の強風にあおられて落下したことがわかった。
当時この建物の雪止めを設置した屋根業者さんはもういないので、今お付き合いしている屋根屋さんから元通りにしてもらった上で、多雪氷結でもズレないようワイヤーで固定した。テロ、騒乱、隕石落下等以外の「想定外」を排除するす為に「無難」の「緑の家」を目指す・・・。早速・・・随分前からアングル金物取り付けピッチは計算で図面指定しているが、今まで屋根屋さんにお任せだったアングル固定金物の形状を指定することにした。
先日の基礎周辺も重要だが屋根も重要、また唯一の可動部分が故にサッシも重要。この3点こそ無難に勝る評価はないはず・・・と思っている。