超高気住宅に必要なものか? C値0.5cm2/m2以下を目指す時・・・

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

さてこれは何でしょうか?

答えはエアコンのドレンの「ボコボコ」防止パーツです。

三菱製の純正パーツですが、他社製品にも勿論使えます。

で・・・

買った目的はボコボコ防止ではなく、更なる気密性アップができるかどうかを確かめるためです。

このようなものですがこれを下の図のように屋外のドレン管の所につなぎます。

本来の目的は気密性が高い家で冷房運転している最中に、キッチンの換気扇フードを運転すると、室内が負圧になり外に出ようとしているエアコンのドレン水がその管から空気が逆流して「ボコボコ」となります。キチンの換気扇は400m3/h以上の大風量排気ですからね。

これを見た時「これは使える」と直感しました。

チェックすると今まで直径13mm位あった隙間は80%くらい減少する造りです。

「何でそこまで隙間がきになるの?」

と言われると思いますが、

「緑の家」の気密性能は将来0.3cm2/m2以下を目指してます
(今の実測平均C値は0.5~0.6)。

C値=0.3の家とは・・・

床面積で100m2の家であれば、気密性が0.3の家の隙間の大きさは

100*0.3=30cm2です。

ここに例えばエアコンが3台あってドレンが3個あれば

0.65cm*0.65cm2*3.14151*3個=4cm2の大きさの穴が増えることになります。

つまりドレンがそのままだとその隙間の合計は

34cm2となり 気密性能が 0.34となるのです(但し抵抗があるので若干減る)。

ここにエアコンお掃除用配管の穴が更にあれば

1*1*3.1415*3台=9cm2となり 合計43cm2・・・

つまり気密性能はエアコンを設置しただけで最悪では0.43cm2/m2となんと1.5倍も悪くなるのです。このくらい気密がシビアな家を造っているので、エアコンのドレンの穴を塞ぐこの部材を見つけた時はうれしかったです。

中を見るとこのような隙間があり、

ゴム製のヒダとなっているので、強い負圧(吸い込む圧力)がかかるとヒダがしぼんで口が完全に閉じます。万一ゴミで詰まってもトーメイケースなので直ぐに外して洗えばOKです。

でもこれを標準で採用するかというと、一個あたり\2200円・・・マニアのような私は即買いますが、気密性を0.03~0.04上げる事に価値を見いださない人にとっては、馬鹿馬鹿しい値段です(自己責任なら封水で10cmもとれば代用できるから)。

自動お掃除用排気管は通常このような蓋があるのである程度対処している感じですが、何時も付いているわけではありません。またこの蓋では何年も安定しているとはいえません。もし気になる人はお掃除排気管がないエアコン機種を選ぶと良いと思います。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする