全棟UA値0.3w/m2K以下の超高断熱住宅を10年造り続けて・・・ 

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「緑の家」のパンフレット・・・

初板を平成10年(1998年)に500部作成し、2版を平成19年に500部作成しました。

そして今でも現役・・・。

下の写真は事務所設立時に造った第一版のパンフレットです。懐かしいね・・・。

この当時はまだ「緑の家」との表示はなくこの1年後にオーブルデザインのプロモーションビデオから「緑の家」と命名されました。

第一版は500部を製作しましたが9年でなくなりました。そして10年目に第2版となる冒頭の写真にあるパンフレットになっております。

パンフレット製作関連の方ならわかるが、この隅にある500-0708は造った日付と部数を示す事が多い。この場合、500部を2007年の8月に第2版を作った。

第2版も500部造りましたが、今でも半数の250部がまだ残っており、減らなかった理由は紙媒体からネット媒体へ変更で、情報発信の変化を感じさせます。

10年経過しても500部の内、250部以上がまだ残る。最近は積極的に配る事がなく、契約前の仕様書に差し入れる事くらいになった。

内容は第一版と二版の違いは殆どなく、唯一性能が旧Q値で2.0から0.99w/m2kに引き上げられた事です。

そして第二版から10年経た現在、この10年前の内容と違うのは旧Q値の表示からUA値に変化したことと、床下暖房が標準になった事くらいです。

ですので今日も、

白い矢印部分が全棟2倍になった温熱性能の表示。法律でQ値表示が2016年廃止され、UA値表示になった。

矢印の旧Q値表示の上にUA値で表示されたシール貼っているだけ、全てあとはパンフレットの内容が今でもそのまま引き継がれております。

実はここが「緑の家」の一番誇れる所です。

20年間も同じ内容のパンフレットで通用するって・・・。

それだけ普遍的な家造りをしている証拠でしょう。

大手ハウスメーカーや大手ビルダー工務店さんの20年前のパンフレットで現在も通用するはずが有りませんし、きっと実物を見たら笑う内容でしょう。

そもそも20年前に「高断熱高気密」なんて言葉は載っていないはず・・・だけでなく、きっと否定的な表現もあるからです。

事務所設立20周年の今、また全棟超高断熱住宅を造り始めた2008年から早10年。再び「緑の家」の性能を上げる見直しが必要あるか・・・。

そこを今年は突き詰めます。

そして「て・こあ」築100年と事務所2設立20年が重なる今年、感謝の催しを考えております。

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