職場、ご自宅の温湿度教えてください。まとめ編

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露点温度が10度を超えると外気が氷点下2度以下で容易に結露する可能性が高いので赤印、またRH(相対湿度)50%以上にも赤印にしてある。

一週間前に行った「ご自宅の温湿度を教えて下さい」の集計をお伝えする。

ここ10日間で急に春らしく晴れ間がある新潟県であるが、この投稿を行って頂いた時はまだ真冬の気温だったので「冬の温湿度」と考えて良いと思う。

地図に場所とリビングのRH(相対湿度)と露点温度(絶対湿度)をプロットした。詳細条件はないのでホントにざくっとした傾向であると考えてほしい。

まずRH(相対湿度)50%を超えるリビングは1件だけでこれには驚いた。一方室内のAH(絶対湿度)はやはり南の気温が高い地域ほど高い傾向がある。一部東北に高いAH(絶対湿度)があるが、このAHだと氷点下10度にもなる地域の窓付近の結露は避けられないが、この家は私の知る限り超高断熱にリフォームした家で窓も欧州のUw値が0.7~0.8w/m2k以下の木製サッシが使われているからか高い露点温度らしい。
一方このブログにお越し頂いている方の投稿なので、家の暖かさ又は快適さを重視する方と思うが、それでも人によって温度がバラバラである事がわかる。2月中旬のリビングで北関東の20度から近畿の26度と幅広く(コメント欄を参照)実におもしろい結果である。そして少ないデータではあるが、職場は自宅リビングよりRH(相対湿度)が低い場合が多いと感じる。

さて・・・「緑の家」のオーナーさんがご自身で長期測定されたデータを頂いたので下にご紹介する。

どちらかというと暖かい環境が好きと思われ、11月から2月までリビングの温度は25から26℃で一定。多少のブレは日中の太陽光があるときとないとき。寝室も25℃で一定。これだけ高い温度を維持していても純粋な暖房費(太陽光など無し)は12月7000円、1月9500円、2月10000円で最も寒かった2月で1万と聞いてさすが関西だな~新潟の半分(26度維持で)であると思った(Aグレード)。

また室内AH(絶対湿度)は外気中のAH(絶対湿度)低下に遅れつつも同じように下がる(加湿器は使用)。つまり室内RH(相対湿度)も穏やかに下がり、人の体もゆっくりそれに順応するのだろう。

一日で上下振れ幅が大きいのは日射による影響が大きいから。平屋の床下エアコン暖房の恩恵を受ける寝室。

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