夏の室内湿度の研究がようやく始まるか? その2

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この画像のソースは田辺新一先生のパワポ(JJJチャンネルのスクショより)

上図は人の快適性を作用する6つの要素。このうち4つは一般的としてとらえられる「空気温度」「放射温度」「RH(相対湿度)」「気流」となる。そしてそれ以外に自身でコントロールできる「代謝量」と「着衣量」が2つ加わることで正確な評価ができる。

一般的な4つうち「RH(相対湿度)」が、日本で日本の家屋で生まれ育った人(←ここがポイント)の快適性にどのように影響するか・・・の前文だと思って下の動画見てほしい↓。

https://www.youtube.com/watch?v=OKpbwNHY9Do

https://youtu.be/KuDZp7AcLW0?t=2

https://www.youtube.com/watch?v=-t-SzXU4ERA

https://www.youtube.com/watch?v=tYKRzZn72k0

最初の動画では冬期の湿度についての研究結果。田辺先生の博士論文だとのこと。サーモグラフィーがまだ目新しい頃の研究である。夏の湿度変化による人(このブログでは日本で生まれ育った人のことを指す)に対する論文はまだ少ないようであるが、この動画に出てくる皮膚の濡れ率が、以前このブログで話題に上がったときより、夏期はこの濡れ率の変化でRH(相対湿度)を感知しているのでないかと・・・認識されてきているように変化している。

この画像が示すとおり2017年の頃の説明はRH(相対湿度)と冬の事が中心だった気がする。

2、3は研究者、専門家向けであるが室内の湿度にもふれている。4は湿度と直接関連はないが、COVID-19に関する内容も出てくる。ここは建築学会の会長として昨年春に迅速なステイトメントを出して、その早さが賞賛されている。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする