何故高基礎なのか?その1

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「緑の家」にご入居されてから一番喜ばれるのは、超高断熱高気密がもたらす暖かさではなく、この床下収納の使い勝手の良さである。家の中で最も環境的に優れた空間となるため、自分の宝物を保管しておける。

コレクションの本類をしまってある「緑の家」の床下

また、近年は床下内の空気を居室へ積極的に運び取り入れる換気や暖房方式が普及しつつあるが、この時に床下内の清浄性を確実に確認できるのは、人が容易に入って目視出来る高基礎が一番理屈に合っている。

メインクローゼットのように使用しているある「緑の家」の床下。
数年前までは網戸が標準設置だったため、使われない網戸はそのまま床下に収納されている。赤い矢印が未開封の網戸。白矢印が簾。

このような「緑の家」のA.高基礎は法律厳守する半永久的な仕様として23年前の1997年から始まり、B.床下の設備メンテナンスとして、そしてC.床下収納として、さらにD.床下暖房時のメンテナンス、E.耐震性の無影響として5役をこなしている。これが高基礎の採用理由である。E.の耐震性の無影響についてはその2でお伝えしたい。

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