「て・こあ」でのある一日 弐百八拾参 山菜

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毎年の話題で恐縮だが、月曜の定休日に「て・こあ」裏山ともう一つの山でタケノコ掘りをした。特定の人だけの「て・こあ」での奉仕は、休日の楽しみであり今回のような不急不要の外出が禁止されているなかでも、去年と変わりない生活ができる。

ぱっとみてどこにタケノコがあるかわかるだろうか。

そう・・・スコップの真ん前・・・

タケノコの「目」になると、地面のわずかな突起が見えてくるようになる。

春の山は人を受け入れてくれる。もう1ヶ月もすると虫たちに立ち入りを拒まれる。

道の駅で売られているような立派なタケノコがとれた。根元経が200mmを超える物も混じる。

泥を落とし、皮をむいて時計ストーブ上の羽釜で1時間ほどゆでる。

家の近くで薪を燃やして煮炊きすると、煙が大嫌いな蜂が軒下に巣を作りにくくなる。だから建物の近くで建物に煙がかかる方向にストーブを置くようにするが、煙を吸い込むとこの時期に視線を感じる「咳き込み」をすることになる。

まずは初物の味見・・・。ゆでただけのタケノコを食卓に並べる。

20本以上掘り上げたので、ご近所さんに半分以上をお裾分けするとお礼にタラの芽、コゴミ、ワラビをもらった。まるでわらしべ長者のような気持ちである。

下からタラの芽のバターソティー、タケノコ、ワラビ、コゴミ、三つ葉・・・全て山の山菜。

山の神に感謝して頂く・・・。ご馳走様。

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