「て・こあ」でのある一日 弐百参拾四 
 冬の傷跡の修繕

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和島で55年ぶりの大雪になったためその大量の落雪で下屋が壊れたが、今日から「て・こあ」では下屋を修繕する為に、瓦を全て撤去している。

固定しないで載せてあるだけの瓦ってある意味凄い・・・と思うのだが、逆に撤去するのが簡単である。

古い家の屋根は杉のコバ葺きがアスファルトルーフィング代わりとなる。著しい腐れは無く健全の下地であり、近年の施工は正しいのか?・・・と感じる。

この屋根は5年ほど前に一度補修をしており、ある程度瓦は新しくなっている。また雨樋も全て新しくなっていたが、軒先と雨樋は無残にも全て破壊されている。
野地上のコバは流石に以前のままであるが、近年はコバにすることも無いのでここはゴムアスに流し桟をいれて近年の標準施工とする。

厚さ0.5mm程度のコバ。杉ッパが中に入り込んでいるが問題はないようだ。

再び瓦を使えないのか?と職人さんに聞いたところ、

微妙に形も違うし、以前の瓦の釘穴は小さいから使いたくないとの事で、全てを吹き替える事になった。

ところで・・・誤って屋根下にある園芸部分の縁石を動かしてしまったら・・・そこには、

まだお休み中の子がいた。

ああー日本トカゲ(幼体) だね。トカゲの寿命は4から5年だから昨年生まれたばかりかな?でもそこそこ大きいよね。

更にこの小さい石には、

ゲジかムカデ・・・

ミミズまでいる・・・。

捕食し合う関係なのに・・・ちょっとしたアパートのようである。

この後更に降り続いて屋根の雪が落ちた。

よくぞこんな雪が3mも堆積した屋根下で無事に過ごせたな~と思う。

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