「て・こあ」でのある一日 弐百七拾弐 植樹と握力

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裏山の緑の杉と紅葉したカエデ、そして青空・・・。

築102年の「て・こあ」では今が紅葉の見頃となった。

ピークはとうに過ぎたのだが未だ蜂が出入りしている。

未だ活動している軒下の黄色スズメバチ。大きくなりすぎ・・・。聞けばお隣さんの軒下にも同じようにあるらしく、このあたりは黄色スズメバチの天国である。

こんな晴れ間だから4年もほっといた栗の苗を植えることになった。

「て・こあ」では生活に有益な様々な木があるが、何故か栗の木は見当たらない。栗は秋食の代名詞といってよいくらい皆が好き。だから管理者と共に私も率先して植え込みを手伝う。木の根で覆い尽くされた裏山に穴を掘り周囲を伐採。植え込み後、支えるために杭を打ち込むのであるが、これがめっぽう大変。しかもその後数時間は握力がなくなり、自動車運転でもギリギリ可能な感じ。さらにこのブログは次の日に打ちこんでいるのだが、腕がしびれているような状態がいまだ続いている。握力は普段は使わないので弱っていたのだろう。日頃の鍛錬は大事である。

庭木のカエデが真っ赤に染まって空とのコントラスト鮮やか。

久し振りに晴れた・・・真南に向く建物の利点である日射熱。11月なのに室内は暖かい。

建物がほぼ真南を向く。この為冬期の日射は室内の奥深く入り、暖房していない室内でも暖かい。前庭の木々と裏山のこのバランスが絶妙の「て・こあ」であり、周囲の環境が建物をつくるといってよい・・・そんな印象をうける。

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