千葉県船橋市で2棟目の「船橋みやぎ台の家」模型完成

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
道を挟んで南方向は調整池のため視界がよい。そのため必然的に大きな開口部となる。

船橋市において2棟目となる「緑の家」で「船橋みやぎ台の家」の模型が出来上がった。

耐震等級3の更に1.14倍となる耐震性能の予定。これは建て主さんの強い希望である。

現在同じ船橋市で「船橋坪井町の家」が建設中であるが、そこから北へ車で15~20分くらい行った所がみやぎ台である。直線距離は4kmほど近いのであるが、船橋市は住宅地を通って幹線道路に出る事は大変難しい都市計画が徹底されており、隣の町内にいくにも歩いて行くならある程度まっすぐに行けるのであるが、車になるとぐるっと回って行くことになる。当然電車もそのようなアプローチが多く、一度引き返して向かうような乗り換えはよくある。今回も類に漏れず電車なら同じ経路ではなく一度戻るようになる。それでも同じ市内で計画出来るのは運がよい。

1,2階とも屋根はほとんど見えないくらい見上げ位置となる。

新潟県と違い平場が少ないのが他県の普通の敷地条件。今回も接する道路に高低差があるので、模型制作者スタッフNは少し手間がかかったとのこと。模型はアイレベルからみるのがとても大事で、今回の模型なら道路が低いので見上げる外観になる。鳥になれば俯瞰は出来るが家の形みるときには上の写真の青い水平レベルに目を下げて見る。

通常でも1階床位置が地上から1500mmなので、道路と敷地に高低差が1000mmあると上の写真のように完全に道路人の目線より上に1階床位置がくる。この目線が合わないことは建て主さんからみるとよいことである。

縦列で3台、その他1台の駐車計画。

駐車台数は4台。これは住宅地では重要な事で、静かな住宅ではコインパーキングはない。つまり友人をはじめとするお客さんが来たときに、土地内に予備の駐車場を確保出来ていないと、気軽に遊びに来てね・・・なんて言えない。昨年敷調に伺った時に、この土地の前に車を止めて写真を撮っていた最中でもご近所さんからのお声がかかるほど。車4台+お庭+ウッドデッキ+自転車3台+バイク1台・・・と目一杯敷地を有効利用し且つ万一擁壁が何かあっても建物に影響がないように配置している。

千葉県は昨年の2度の台風被害により、住宅・建築業界はまだとても忙しい。ただオリンピックが延期になっているので、その点では落ち着きを取り戻すまで思ったより時間がかからないと思う。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする