otomo vie centの裏山へ入る入り口部分に、ヤマハゼの木が生えている。私が今春チェーンソーで伐採したときには全く何も無かったが・・・
伐採後に生えてきた若木の芽を刈り取ったotomo vie centの管理者さんがかぶれてしまった。
漆とは違いどこにでも生えているハゼやヤマハゼの木は、木を知らない人にはなんてこと無い木にみえるが、かぶれやすい人には恐怖の木となる。写真は赤い幹(梢)なので漆科の木であることがわかり、産毛が生えていて葉の出方からヤマハゼと判断できる。触って直ぐに症状がでず、数日後にあかくなるからどの木が原因かわからない事が多いが、今回は明確にわかった。
葉裏から見るとよくわかる。私はどうもヤマハゼにはかぶれにくいようで、何度か触っているが特に大きな問題はなかった。
管理人が腕で触った数日後からその部分が赤くなり、1週間後には水ぶくれ状態になった。加えて首、おなかの辺りや足の付け根にも発疹が現れて体のあちこちで強いかゆみを伴うかぶれ状態になった。多分・・・触れていないところでも発症するとはじめてわかったので、改めて山の怖さを今年も実感する。何時も思うが自然は驚異であり、自然と仲良くする事はある程度人が管理している自然と呼ばれる人工的な自然である。
ヤマハゼはかぶれる人が半数以下だが、ほとんど100%で強くかぶれてしまう最強の漆科の植物は・・・「ツタ漆」でありこれも裏山に生えているようだ。今度写真を撮って来るが、人によっては近づくだけでかぶれる最悪の木である。