otomo vie cent リノベ その6 スズメバチ駆除

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20210728更新

下屋の車庫物入れに営巣した黄色スズメバチ。巣の外径は200mm前後。

家の事に全く関係ないが、otomo vie cent下屋内につくられた黄色スズメバチの巣を先日駆除した。

先週まではピンク色の線のように外皮があったが、自身で壊して中身があらわになった。何故か体が黒い蜂が2匹いる。
本来このような外皮で覆われている。

今回つくられた所は、人の通り道にあるので「て・こあ」と違ってほっとけない場所。煙で追い出そうと試みたがすでに巣が大きいので効果無し、また毒餌ではなかなか食いつかず駆除できない。ところが先日から巣の状態が変わり始めた。つくられた場所が黒い金属葺きの屋根直下だったので、この時期には温度が上がる場所。そこを嫌っての引っ越しの準備なのか、暑かったので外皮を外したのか不明であるが、巣が丸見えになったので、これは千載一遇のチャンス。殺虫剤が直接巣にかかるので、素人でも効き目があると思い、蜂が逃げられないようにまた殺虫剤が効果的なようにotomo vie centの管理者と一緒に下屋をシートで覆った。この覆いもよかった。

黄色スズメバチには引っ越しするという特性があり、よく見るから20mから25m離れた母屋の軒下に新たな黄色スズメバチの巣が確認されたが、まだ少ない蜂数からみて、新しい巣では羽化していないようである。

シートで覆ったその夕刻、できる限り蜂たちが戻ってきた事を確認してから購入したスプレーを、3mから4m離れた巣にめがけ噴霧。当然こちらにおそってこれないようにスプレーの噴霧口以外は全て室内側になるように戸やシートで覆っている。このような100%の安全性で駆除を開始し反撃もない状態であっけなく終了。

次の日、巣を見ると蜂たちは一匹もいない。周囲には死んだ蜂たち・・・。

他方、引っ越し先の巣には数十匹の蜂が確認できる。今度はそちらの巣の駆除が必要である。

引っ越し先の母屋の軒下につくられ始めた巣・・・。まだ個体数は少ないので今がチャンスである。

駆除して2日後に巣の後片付けをした。

巣は3層であるが、さなぎが沢山。これがふ化すると更に大きな集団になる。

幼虫は成虫より多いと思わせるくらい巣にびっしりと次世代の蜂。全部で100匹近い。

さなぎになっていない幼虫で35匹~40匹。さなぎで60匹・・・。

このスズメバチの巣の3m離れたところにアシナガバチの巣もあり、薬剤の霧がかかっていて、蜂の半数は既にいない。しかしこちらも下屋の内部軒下で人の通り道なので申し訳ないがスプレーで駆除する。アシナガバチとキイロスズメバチの体格はほぼ同じであるが、驚異の差は雲泥。キイロは全くもって凶暴でアシナガバチはよほど近づかない限り向こうから刺してきた体験はない。

左がアシナガバチで右がキイロスズメバチ。胸のあたりが毛で覆われている。
駆除する前から不思議に思っていたが、毛はキイロだが腹は真っ黒な蜂も2匹混じっていた。針を3mmほど出したまま。

ところで、キロスズメバチの巣で働く黒い蜂2匹。背中には黄色い毛が生えている事からキイロスズメバチ?と思っているがネットで調べてもわからない・・・。まだまだ不思議な事が多い昆虫の世界である。

ピンク色が黒い胴体のチャイロスズメバチ。

読者さんからの指摘で改めてよく観察すると・・・

1/4程度黒い体のスズメバチがいる事がわかった。多分あまり見かける事の無いチャイロスズメバチと言う種で、キイロスズメバチの巣を乗っ取っている最中だったようである。このチャイロスズメバチの毒の強さはオオスズメバチと同等か凌ぐと言われており、他のスズメバチ種の毒とは異なるらしくとても危険な種である。しかもキイロスズメバチよりどう猛で巣から30m以内がテリトリーとの記述も有り、速く駆除できて良かったと思う。駆除に使ったスプレーは・・・フマキラーのものでこれ↓。

ホントは下の物を購入したかったが近所には売っていなかったので上の物にした。

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コメント

  1. マイル より:

    この黒い蜂はチャイロスズメバチでは?

    • Asama より:

      マイル様

      コメントありがとうございます。

      確かに私もそう思いました。改めて写真をよく見ると数匹の黒い蜂が混じっていますので、希少な茶色スズメバチだと思われます。乗っ取り屋の蜂が今まさに乗っ取っている珍しい場面だったら、あのオオスズメバチと同じくらい凶暴で痛みの強い毒とのことで、小さい時に速く駆除できて良かったです。