プリンターとエアコンのバックアップ

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かすれて酷い状態の紙印刷したプラン・・・これでは打ち合わせは不可。

突然・・・当事務所のプリンター7台の内、主力の3台がほぼ同時におかしくなった。原因は事務所の乾燥状態にあるかも・・・。

印刷機7台が固まっておかれている場所。ここだけで3帖くらい必要。

上の写真のとおり、小さい事務所の割にはプリンターが7台ある。①と②はA1紙用プリンターで、特に①が主力のA2用紙を印刷するプリンター。これが冒頭の写真の図面を数枚打ち出してから、線一つさえも印刷されなくなった。仕方ないので予備の②のA1プリンターを動かそうとするとこちらも数ヶ月使っていなかったせいか、目詰まり状態でダウン。2日後にはA2図面120枚ほど印刷する約束があったので、これは下手に修理を試みるより新しいA1プリンターを購入したほうが良いと思って、ネットで探すと・・・

A2紙を自動給紙して印刷するプリンターはこの数年で市場からほとんどなくなってしまったようで、残っている機種はエプソンとキャノンの超高画質写真用10色以上のインク搭載機種である。本体価格は安いがこんなのモノクロ印刷のCADに使ったらインクをドブに棄てるがごとく、インク代だけで月数万かかる。一年使えば新たなA1用紙プリンターが2台かえるかも。

仕方ないので修理を試みるためA1プリンターのインクヘッド部品とタンク全交換を②に、ヘッド半分交換を①にするため急遽ネット注文する。プライム会員をつかい翌日配達と翌々日配達でまずは本日先行で最小限度の交換部材が届き、交換するとなんとか以前の状態になった。状態の良いうちにすぐさま120枚ほどのA2用紙の図面を印刷した。これで再び①のプリンターが逝かれたらもう為す術はなく、A2紙印刷をあきらめてA3に縮小して印刷するしかない・・・。家の設計では今も打ち合わせには紙媒体である。その印刷は前日に行われる事が多く、突然の故障のため印刷機は予備を持っているのだが、メンテナンスを蔑ろにしたせいかそのバックアップにならない・・・。

不幸は重なるもので、長期優良住宅申請用にA3図面200枚ほどと、A4で構造計算書1200枚を印刷しようとA3図面の主力④にデーターを入れると、やはりインク詰り。予備の③プリンターでは今ひとつの仕事しかしないので、スタッフMが数時間かけ複数回のメンテナンス作業をして④をなんとか印刷可能にした。

⑤のA4両面プリンターで出力する構造計算書の方は、途中インクタンク交換を3度行って6時間、無事に印刷が終ってほっとしたときに・・・垂木の勾配がたった一項目が違っていることに気がついた。この入力値は、垂木の部材断面を決めるときに使うデータで他に使っていないので、600ページ中、数ページだけとり代えれば終わりであるはずが、現在の構造計算書の多くは日時(秒まで)が全てのページに印刷されており、この数ページだけ違う日時では構造計算の差し替えが疑われるので、最初から印刷し直した方が誤解が生まれない。よってこれから深夜にかけて印刷1200枚が再び最初から行われる・・・。つまり6時間かけた前の紙1200枚は破棄することになる。

一応各紙毎の主力機種の故障を見込み各1台の予備を想定しているので7台ほどのプリンターが事務所にあるが、壊れるときには一斉に壊れるから閉口する。バックアップ機の日頃のメンテナンスの大事さを知った。

左が15年以上前に設置した当時バックアップ用の東芝のエアコン。右が現在主力の一端をになう東芝22GDR。しかしこのエアコンはスローリークという時限爆弾を持っている。

そんな事があったわけでもないが、事務所のエアコンもバックアップエアコンが10年ぶりに設置された。この10年間はバックアップエアコンを持たず、壊れたら修理日まで少し我慢して過ごしてきたが、今回のコロナ禍でウイルス対策に効果的なエアコンを導入すれば補助金が出るとのことで、良い機会だと思って新たな主力エアコンを設置した。

右のスローリークで有名な東芝22GDRと比べると左のダイキン40RXは大きい。れでメインの日立Xー40H2が壊れてもバックアップは問題ない。

設置したのは多分これからもこの「今の機能」なら使わないダイキンさんのうるサラの機種。換気機能がないと補助対象にならないので、このメーカーの換気有りの最高ランク機種ほぼ一択であり、価格も下がらない200V機種を選択することに・・・。私は自身で様々なメーカーを使って使い心地を確かめるが、このダイキンさんの売りである加湿や換気には興味がないし、RAセンサー位置も微妙で人感センサーも中途半端。良かったのは弱制御が日立さんより低い消費電力帯部分までなめらか。まだ使い始めたばかりなので評価は夏を過ぎてからにする。

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