北海道 京極町の家 完成

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羊蹄山の麓にたたずむ京極町の家。冬の写真はモノクロで夏にカラーとなるような印象の自然の風景。以下写真は全てオーナーさん提供。

昨年秋から北海道の虻田郡京極町で建設されていた「京極町の家」が完成した・・・とのことで写真が送られてきた。

あまりにも遠方で当事務所の工事監理規定外の北海道。どうなっているのか気になっていたが、完成したとのこと。時間がとても掛かったのはオーナーさん自身の漆喰塗りとAEP塗り、そして冬期の工事だったから。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: IMG_5592.jpg
北海道のほとんど地域では土間コンによるカーポートは注意が必要。砂利やアスファルトが無難である。

外観は如何にも北海道らしい急勾配で煙突付き!

万が一大寒波で電気も停電したときに、生命を維持できるのが薪ストーブ。オーナーさんはその薪ストーブも普通のものではなくペチカ型を選んでいる。

メーソンリーでできたペチカ型の薪ストーブ。電源はなく本体に蓄熱させる。

確か・・・重量は2300kgを超えているのではなかっただろうか。家にランドローバーが一台、しかも1m角の床にあると思えばよいだろう。そのためこの下には凍結深度まで届く基礎が計画されている。

階段がいつもの巾木納まりではなく側板納まり・・・工事監理をしていないのでやむないところ。

コストダウンも含め壁の漆喰は建て主さんが塗っている。慣れていないと意外と時間がかかる。私も過去に何度か塗っているが、気になり出すと何度もコテを振り前の場所の直しで同じ場所を何度も繰り返すことになる。

窓額縁に納まる羊蹄山。窓枠はAsグレードのため取り外し枠となっている。

額の中のような羊蹄山が見えるだけで幸せな気持ちになる。床は道産の杉との事で杉ファンの浅間としては本州の杉との違い(香りや肌触り)が知りたい。

「緑の家」らしく北海道でも夏の暑さ対策で屋根には簾を想定した大きめの庇が付く。横巾が大きいのも簾保護と窓廻りの漏水防止となるがそれがよいバランスとなる。

やはり北海道などの寒冷地では窓がこちらよりコンパクトになる。結果UA値も低くなり確かUA値は0.18w/m2k(Asグレード)、完成気密性能はC=0.4cm2/m2で薪ストーブの煙突がある割には優秀である。一方こんな寒い地域でも今後は気温が上がる事も考えられるため基礎廻りには白アリ予防対策を行っている。

この敷地の間が北海道なのである。

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