昨日の定休日は久し振りに自宅前の渚を歩いた。もうかれこれ10年くらいは特段用もないのに波打ち際に来ることはなかった気がする。
いつもは部屋の窓から眺めるだけの海・・・。秋の海は晴れていてもどことなくさみしい感じがする。暑かった夏はもう遠く肌の焼け感を思い出すことさえ難しい。
自宅の車庫の上にある屋上菜園はもう14年が経過するが今のところ不具合もなく良い感じである。一方作物を10年以上育てていると土嵩が勝手に増してくるのがわかる。根や茎、葉が土に落ちて増えるのだろう。増えた土を除いたせいか、それとも雨の状態が良かったのか今年の庭園は豊作だったとのこと。
数週間前に吹いた暴風でもこの屋上菜園は屋根や壁に守られて塩もみにはならず、現在も元気のまま豊かな実りを食卓に提供する。2階の窓から間近に見るナスやキュウリはいつ見ても不思議な感じである。
この海の前に住み始めてからもう30年が経過する。静かな日本海も荒れた日本海もどちらも当時と変わりないが、浜の砂は多くなり国道からおりる階段が埋まってしまっているのには驚かされる。いつからこの状態なのか・・・。日の落ちる位置も一週間ごとでもどんどん南に移り今の日の入りは17時台になってしまった。