勘違いしやり過ぎたこと。

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マスクを着用しない乗客を降車させたとして、国土交通省中部運輸局は1日、伊豆箱根バス(静岡県三島市)に対し、道路運送法に基づきバス2台を各25日間の使用停止にする行政処分を行った。

niftyニュース「読売新聞」2022.9.2から

この記事で公共交通機関においては、飛行機を除きマスクをしない事だけの理由で乗客を降車、又は乗車拒否はできないことがわかった。

多分この内容を快く思わない方はいるだろう。この記事からわかるとおり日本ではマスク着用は法律で定められた義務では無く、あくまでもその方がよいのだろうという見解を政府が発しているにすぎない。それを公共機関であるバス運営会社が誤った解釈(マスクをしない権利はない)をして法律違反となったのである。

公共機関で無く、例えば民間のスポーツジムやレストランなどであれば、お店独自のルールを決めて、それを明確にわかるように明示すれば、そのルールに沿うことができない相手を入店拒否や退出指示・退去させることもできるだろう。

そのことを冷静に考えると・・・マスク着用は義務や法的根拠はなく、そのことを声高らかに人に押しつけるのは行きすぎた行為であることがわかる。

自分が「正義だ」と思うと他の人に対しその価値観を強要する人がいるが、正義と悪は価値観が違うと逆転する場合も多い。古来からある日本独特の信仰はこのあたりが素晴らしく、他の宗教で実害がなければ認知するから凄い。当然これとは別に日本国の法で定められたことは価値観の違いがあっても守る必要がある。

私は冷房の無いところでこの夏マスクをしているときに(掃除をしていたので)誤って感電してしまった。何か酸素不足というか、頭がポーッとして冷静な判断ができないときに、電線工事を続けてしまったのである。マスクをしていなければ多分そんな事にはならなかっただろうと思うと、現在のこの状況下ではマスクをしたい人はすればよいし、したくない人は取ればよいだろう。但しこの流行病以前から人にツバがかかるような大声を張上げることは私でもNGと思うが、これさえも他の方向から見れば完全なマナー違反とは言えないのかも。人ととのお付き合いは、自分が常に正しいと思わない姿勢で望みたい。

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