井岡の家の外壁が終わり、現場では終盤戦にはいっている。
9月はとても厳しいスケジュールで業務を行なっており、一般では3連休の休みが続いていると思うが、今日からようやく2週間ぶりの2日間の休みとなるので、その前に井岡の家の足場取り外し前のチェックに伺った。
この地は海岸から10km以内にも関わらず新潟県では比較的雪が多く、積雪1.7mとなる。積雪が多い地域は軒樋の吊る金物も多くなる。雪が少ない新潟市周辺では軒樋を固定する金物は455mmピッチが一般だが、ここでは1.5倍の金物量となる300mmピッチ。しかもその軒樋の位置は、屋根先端から120mm以上下がる位置を指定する。雪の降らない地域から見れば異常に低く取り付いている。当然この理由は雪による巻きダレ破壊をできる限り防止したいとの設計理由。
井岡の家といえばこの窓先景観である。全く隣家が視界に入らない角度があり、そこにコーナーサッシを設けている。
当然吹き抜けになるのでそこから見る窓先は圧巻の緑の丘。狙い通りのコーナーサッシとなった。
こちらの見学会が10月下旬の土日に行なわれるので、お時間があればお越し頂きたい。