居室がサンルームのような家 3

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折りたたみ椅子がちょっとした気遣い。でも雪国のブーツ履きでは必須かも・・・

「緑の家」の独特の空間として玄関がある。天井高がゆうに3mを超えるので、写真のとおり住宅らしくない空間である。特に白い壁と全く同じ白い天井に映る光が独特の陰影をつくる。何も凝ったつくりをしなくとも間接照明になるこの空間造りは25年変化がない・・・つまり飽きられないデザインといえる。

明日は雨模様であり、更に道路から井岡の家は目視できないのでお越し頂く皆様には少しわかりにくい。そこで敷地内に「のぼり」を立てるのでそれを目印に敷地内に入ってきてほしい。

さて・・・

こちらも「緑の家」ではよくある空間つくり。

階段がリビングなどに被さるように上がっていく。しかも階段には掃除機で掃除するときに傷がつかないように巾木が配置される。これは親板と言われたりする側板納まりより手間がかかるが、デザイン性は高い。

手すりも空中に浮いているように付ける。

落下防止も当たり前の性能であるため、ここにはポリカをいれる。これは建て主さんが提案し迷った末に決めたこと。そのおかげで明るさと1階とのつながりがより強くなり、空間的な広がりも与える。

等級7程度の家では簾を守る庇が必須。

緑豊かな場所だからこそ、アイアンウッドでつくる少し大きめのウッドデッキ。当然日よけのタープをかけられるようにして使えるデッキとする。

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