夕暮れの井岡の家・・・全体的に優しい照明計画で、建て主さんの持ち込みの照明が3つ・・・いずれも個性的で素敵な陰影をつくる。
その一つがトイレの照明。定番の星形を端にオフセットする事で豊かな陰影が引き立つ。さらに珍しくトイレの壁や天井色が白ではないところがいつもと異なった雰囲気をつくる。
また便器自体はいつものアラウーノVであるが、温水洗浄便座はダブル瞬間で泡のコートがでるハイスペック機種。これだけで安価の便器温水洗浄セットが買えるくらい高い。つまり便器と温水洗浄便座は分離しており、メンテナンス性(取り替え)が大変よくそこが無難。
そして例の玄関照明・・・説明はもう要らないと思う。
またいつも思うのであるが、窓枠の杉は素晴らしく大工さんの丁寧な仕事で美しさはより一層引き立つ。
この杉とAEPの相性はよく、AEP仕上げの壁天井はシンプルだから立体的につくると下のようの楽しい空間になり、そこに天然素材の杉が似合うのである。
そして見学会初日の今日驚いたことは、厳寒期の1月に標高1300mで行なわれるプチ見学会(原村の家)に5人も予約を入れて頂いたこと。遠方なのに見に来て頂ける・・・これには大変びっくりしている。
お昼休憩こそあったが、それ以外は8時間たちっぱなしの説明。途中で建て主さんから頂いたシフォンケーキを楽しみにして奮起。このケーキは地元の米粉(コシヒカリと新之助)でつくっているとのこと。これを冷凍し味が落ちないように工夫している。
とここまで書いて眠気が襲いまた推敲できないままアップしてしまう。