超高断熱住宅の厚い外壁

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CADで基本設計中の図面

最近は超高断熱Asグレードの計画が多く、その仕様は付加断熱によって外壁厚300mm前後になるので、基本設計時に書く外壁の厚さも実際同様に厚くしている。

今まではAsグレードの場合、土地も余裕があったことが殆どだが、近年は土地ギリギリにAsグレードの家を計画する事が頻繁にある。基本設計のプランを従来の断熱性能の壁厚くらいで描くと、その壁の薄さで、実際の隣地境界までの距離が間違った印象を与えかねない。

以前は壁厚は外塀と内壁が同じ寸法で簡易表現していた。
現在は内壁の倍以上の厚さを表現して基本設計を作る。家のサイズに対し外壁の厚さが際立つ。

そこで最近は実際の厚さで書いてご呈示することにしており、実はスタディ模型も同様で、壁厚を300mmつまりスケール1/50で6~7mmとなり3mm2枚重ねのボードか7mm厚のボードで表現することにしている。

3mmのスチレンボードを2枚重ねて厚さ300mmの壁を表現する(青矢印)。一方内壁は130mmの壁となる(ピンク矢印)。

このように超高断熱の分厚い外壁を作る家が普通になってきているので、従来の方法、手法を更新してより正確な模型や基本設計にしたいと考えている。当事務所は汎用CADで簡単に壁厚を変えて表現できるが、簡単に壁厚を変えることの出来ない専用CADの設計者はどうしているのだろう・・・か。

ところで話はかわり・・・

とある日、残業食をかねて焼いた鳥の丸焼き。

事務所にはガスコンベクションオーブンがあるが、急にとりの丸焼きが食べたくなって焼いてみた。七輪とは違い半分の時間で焼け、コンベクションは焼き色も安定しているが、なぜか七輪のほうが試食者さんには味うけが良い。やはり90分もかけじわーっと加熱する七輪焼きがよいのだろうか。

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