バカバカしいほど暑い夜が続く毎日であるが、今期今のところスローリークでエアコンが故障したという連絡はない。ようやくスローリーク感染は終了したのか・・・。
私の周辺では10年くらい前からスローリークによる故障が始まり、ピークは数年前であり、冷房で使うために搭載したエアコンの2/3が設置後2から3年間で故障していた。特に暑い時期にその故障が起こると、それはそれは大変なことになる。しかし今年はその連絡がない。
ドレン管内がバクテリアのつくるコロニー(カビ球)でつまり室内機から水漏れが起こるのは、この暑く連続冷房するこの時期であるが、こちらも一件もその発生を聞かない(完全な施工不良で一件で2回発生した家があった)。良い兆候であるが、今後お盆まで更に高温が続く予報となっている。スローリークの効果的な予防は出来ないが、カビ球の水漏れはバックアップ用のエアコンと交互に冷房を使いドレン管内が乾く時期をつくってあげると発生の可能性が低くなる。せめて一日3から4時間エアコンを止められる時間をつくるとよい。冷房用が一台しか無い場合は、日中の人が不在時間で3時間から5時間ほど止め、その間は床下用エアコンを除湿モードで運転し、冷房負荷を下げた状態にしておき、数時間後にONにして通常運転にするとよい。
今年はotomo vie centでも寺泊でもサッシの補助金を使って遮熱タイプの樹脂サッシでサッシを入れ替えたり、内窓タイプで追加したりしている。その影響もあって、設定温度24度と低い温度設定でも消費電力は昨年より少ないか同じくらいに抑えられている。補助金はまだありそうだからもし遮熱(断熱)サッシを追加したい人はご連絡をしてほしい。多分この9月くらいがリミットだと思う。
コメント
西松央様
コメントと有益な情報をありがとうございます。
蟻の巣状腐食対策仕様でスローリークが止まる事を祈っております。
一方2006年以前の家庭用エアコンにはスローリークがほとんど見られなかったのは、当時の銅配管が厚かったからでしょうか?厚くても蟻の巣状腐食の進行スピードは異常なまでに速いとの説明が多く、それなら多少厚くても意味がないと思い検索してもよくわかりませんでした。また何か有益な情報があればお教え頂ければと思います。
以前我が家のダイキンエアコンのスローリークに関してコメントしました。
先週、東京ビッグサイトで開催されたHVAC展でパナソニックの方と話す機会がありました。
スローリークの相談すると、数年前から全機種で高耐食性銅管を採用した事を教えてもらいました。
蟻の巣状腐食対策銅管C1260で検索すると詳細を説明した情報が色々出てきます。
HVAC展に出展していた他のメーカーの方にも相談してみましたが採用していない様でした。その後最新カタログを確認してみましたが、パナソニック以外は記載がありませんでした。
ダイキンは一部業務用エアコンで採用している様でうが。家庭用は銅管からアルミ管に移行中なので、今更高耐食性銅管の採用はしないのではと勝手に推測しています。
五年程前からエアコンの交換を計画していたのですが、スローリーク対策をしたエアコンの発売を待っていました。
これでやっとエアコン交換が実現しそうです。