築130年のotomo vie cent リノベ その45 秋近し

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この暑い時期に「秋近し」との発言では笑われてしまいそうだが、otomo vie centの隣の田んぼでは上の写真のように確実に秋が来ていると思わせる。

これで全体収穫の半分くらい。ここ2週間はミョウガの似合う日本食が多くなっている。

いつの年より2週間ほど遅く「ミョウガ」が取れ始めているので、食からみると夏真っ盛りと思うのだが、朝の夜明けの遅さや稲穂が黄色味を帯びてくることを目の当たりすると「秋近し」である。

アメリカザリガニがやたらに多いotomo vie centの隣の田んぼ。一緒に写っている水引が秋らしい。

獣たちも行動に変化があるのか先週、道路上に土が散乱しているのを見つけ、不思議だなとおもって近づいてみると、

otomo vie centの正面の庭に深さ30㎝程の穴があけられていた。

きっとアナグマの仕業だと思って監視カメラの過去動画で確認すると、真夜中の2時頃「キツネ」が来て掘っているような証拠が映っていた。キツネは子作り時期以外本来穴を掘ることはしないが、何のスイッチが入ったか知らないが一気に掘ったらしい。

梅雨が未だに明けない新潟県。自然な通風だけでは家中カビがもう生えそう・・・とのことでotomo vie centの離れ棟のカビ防止を行っている。

離れ棟の8畳和室にあるエアコン。離れ棟は8畳と6畳の二間続きと廊下、トイレ、洗面スペースがある。概ね13.5坪(27畳)の平屋。

otomo vie centの離れは殆ど使っていない棟であるが、今夏は一週間に2から3日ほど12時間冷房で離れすべてを冷やして除湿している。これは今年だけのことだが、今年は梅雨が明けきってないのでとにかく湿気がこもる。日中窓を全開にしてもぐずぐずな天気では逆効果。風を呼び込むとかえって湿気っぽい。となると・・・昨年空き家になった寺泊の自宅で学んだ、「換気を一切やめエアコンをON」である。その使ったエアコンが30年前から設置されている下のエアコンである。

黄ばんでいるフロントパネルが年代を表す。

当時らしくと小さい機種なのに200Vのエアコンで冷暖可能である。これが今でもしっかり動くのだから「Made in Japan」の品物で今のエアコンではまず無理だろう。COPは資料がないので不明だが、暖房時のCOPは多分悪くて全く問題ならないが冷房時は実用で3くらいにはなるだろう。

これで設定温度22度で冷やすと5時間で22度になり断熱材が全くないこのような30年前の昔の家でも冷やし、除湿もできる。この離れ棟は「物」がたくさんあり、しかも土壁で漆喰塗、畳と湿気の吸放出物質だらけである。今では作りたくとも作れないその古い仕様と、同じく空き家の高気密高断熱の自宅のデータを比較したいと思って今週からデータロガーを設置した。比較が楽しみである。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする