2024年建築学会 学術講演梗概集から8 第一種換気の無難性 その2

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昨日に引き続きこちらの論文も第一種換気扇と第三種換気扇をいわゆるシックハウス的な症状で比べた時に、第一種換気が無難であることを証明するような内容である。

この文中のMM040EAとは下の設問だと思われる。

下のマニュアルのP31から抜粋(本論文中ではない図)

考察を下に置くが、やはり明確に第一種換気にシックハウスの症状を緩和するような記述がある。

ピンク線はこちらで僭越ながら引いている。
赤い部分が明確に症状が減少した箇所。

換気方式は、第一種、第二種、第三種、パッシブと現在4つの方法があるが、それぞれメリットデメリットがあり、最も自分の考えにあったものを選ぶのが良いだろう。私は昔と違って建物を冷蔵庫と同じ人工環境となるように作っていることを真に受ければ、機械を使う換気方式が理にかなっており、その中でも最もコントロールしやすい第一種換気を新築では25年以上お勧めしている。一方リフォームで設置する場合では第2種換気が感情的に気持ちが落ち着く・・・かな。

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