10年メンテナンス 家富町の家とトイレの換気扇

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もうすぐ10年を迎える家富町の家。無塗装の外壁がここまで綺麗に色づく。緩やかなカーブのアプローチが気持ち良い。

時が流れるのは早いもので以前HPのトップを飾っていた家富町の家の10年目のメンテナンスに伺ってきた。何しろ外壁の杉板が良い変化しており、美しい。当然性能は当時からUa値0.29w/m2kと超高断熱で耐震等級3である。

10年経過時の玄関。戸は松系(オイル仕上げ)で外壁は杉(無塗装)なのだが、良い感じで同じように茶色く焼けている。
新築時の玄関
無塗装の杉板が歴史館のような綺麗に色ずいた外壁色は軒の出があって雨がかりが少ないと茶色になりやすく地域気候にも左右される。
アップで見ても美しい。雨がかりが多いとシルバーグレーになるが、杉はこの茶色がよいかも。

さて・・・

昨年、一昨年とお騒がせしたパナソニックのトイレ換気扇であるが、この家富町の家にも採用されている。当然10年経過経過しているわけで、今でも正しく動くか確認すると・・・今でも問題なくシャッターが閉まる。

天井についているパナソニックのFY-12PFR9D

やはり近年メーカーが部品等を変えたことが原因で天井に設置した時に、電気シャッターが閉まらなくなることを確信する。

しっかり閉まることを確認した。

2台とも天井設置しているが、10年経た今でも正しく電気シャッターは閉じる。一階に設置されていたほうは、当初不安定だったがそれは羽についた汚れがひどく掃除したらしっかり閉じるようになった。

この機種は少し大きめだがしっかり回るタフなロスナイ。

現在の換気扇は一年以内で電気シャッターがほぼ100%で閉まらなくなるので、この推測に間違いはないだろう。一方給気換気扇は熱交換型のロスナイがまだまだ5年くらいは動けるような良い音でまわる。熱交換無しの方はフィルター交換が必要とお伝えした。

玄関床はモルタルであるが、真ちゅう目地が美しく光っている。雨がかりでないところでは靴底で擦るたびに磨かれるようで光っている。モルタルは経年変化で色が変わり始めている。

タープは色が濃いと外が見えやすいとのこと。網戸と同じか。

当初8年間は簾だったと聞いているが、2年前からタープに変えたそうだ。ただ色地は大事で明るいと簾よりいっそう外が見えにくいそうである。

アスファルトシングル葺き屋根が木の外壁の変化によく似合う。

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