連休中のこと

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この連休は3日間仕事をして他の6日間は自宅で過ごした。

そういえば私は新潟に戻った26歳から5月の連休はほとんど家で過ごす。

ご存じのとおり、自宅は寺泊の海岸の前にあるのでバルコニーからの風景はこんな感じ。

この時期の日本海はべた凪であり、そんなときの午前中は海の底が見えるくらい・・・。どこに岩場があってどこに海藻があるか一目でわかる。それでもテトラポッドのあたりは水深4mほどになる。そんな自宅にいるだけで休暇中のリゾート気分の風景。であるが・・・

実は連休中は家のことをする。

まず・・・草刈り

管理している約150坪の畑(今は放置)の草刈り。地目が山林となっているだけに草が生え放題。これを草刈り機で刈り取る。

写真左は勝手に生えたクルミの木。このあたりは湿気が多いのでクルミの適地。

3時間ほどかかってきれいにするが、1ヶ月もすると再び草が60cmほどになる。
とはいっても男性は草刈りが好きな人が多い。あのエンジン音を上げながら打っ千切る草を見ると、最強の雑草(自然)を克服している強さを一瞬だけでも感じられるから。

10年前に自身で石を積み造った表層地下水のタンク置き場も水をあふれさせている。

3時間ほど草刈りをするとヘトヘトになるが、わずか2週間だけでも克服感というか達成感で満足する。

汗をかいた夕方は・・・

おきまりのビールで

夕日を見ながら乾杯となる。

畑の草刈りが終わると自宅の草刈りと塀の補修、玄関戸のオイル塗り。

「緑の家」の定番オイルはリボスであるが、時折AUROも使う。AUROのほうが好きなのであるが、この柑橘類の匂いがNGとの人も多いので普段はリボスのカルデット。

塗り始めると強い芳香と色の変化で家族からブーイングが起こる。

木製の北欧製玄関戸には2年に一回程度塗ることがよいと思うが、既に6年間塗っていない状態で設置後15年目を迎える。家族はこのシルバーグレー色が大のお気に入りだが、トーメイオイルでも塗ると濡れ色になるので不評のためしばらく塗っていなかった。しかし戸の傷みが出てきたので背に腹は代えられないので意を決して塗った。

しかし塗りきらないとかえっておかしいことになるので一気に塗る。確かに濡れ色に・・・。

塗った後・・・ため息交じりのブーイングとなったがやむ得ない。

私もシルバーグレー色が大好きなので気持ちはわかるが、新たに購入すると40万近い玄関戸であるがゆえ、保護のため塗るしかない。同じ木製でも外壁と違って玄関戸は可動部。少しでも変形すると用途をなさない。

この色の感じが大好きな浅間家。ケヤキで強い日射から守られる東側外壁と玄関戸は流木の色に近い。その屋根下で黒い昆虫があけた穴をふさぐ(矢印)。

上は塗る前の玄関戸の写真。
さてこの白い矢印のところは何でしょうか?

そうシロアリと同じく木に穴をあける「クマバチ」君が開けた穴を枝でふさいだところ。
巣穴を枝でふさがれて怒ったクマバチ君が隣の場所に再びかみつき穴開け工事作業進行中(泣)。

右の枝は昨日埋めた穴。

ご丁寧に「カリカリ」と音をたて木くずが舞い散る。おまえの歯?顎?はなんて強さだ。

このクマバチ君は古い木しか穴をあけない。何故か新しい木には見向きもしない。この玄関屋根の木も15年目。

・・・

新潟県では2日から4日連続で海に消えゆく夕日が見られた。

時にはこんな窓先風景もあり・・・

まるで子供の頃の日曜ロードショーのオープニング(電線がなければ)。

今日はビールではなく軽くチューハイで。

こんな感じで5月の連休は家にこもって作業通しでも楽しい・・・。体を動かし何か造っていたり、直していたりするだけで幸せな気分になる。無論観光で過ごしても楽しいが、連休中はどこへ行っても混んでいたりするので多少のストレスがある。しかし家や「て・こあ」で何かが自身の手で生みだされることしているとストレスがなくそれが特に楽しいかもしれない。

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