「緑の家」の特徴はこの階段にも表われる。地面と同じ高さの玄関から入り、階段を7段上り1階のフロアーへ。そしてそのまま2階へもつながる階段が連なるのが今回の金塚の家の特徴。
金塚の家のオーナーさんは私より無難を好む。当初階段にはコンパクトな家では普通に設けられる廻り階段だったが、それをトイレの天井を削ってまで踊り場階段とした。結果は確かに無難な階段となっているし、何しろ一般的な芯々寸法910mmでも広がりがある。
階段は蹴上げ190で踏面240が基本的な「緑の家」の寸法である。これは一般的な階段勾配角度42度より緩く角度は37度となる。
その玄関には床下へ入る入り口がある。
入り口からみる 内部 入り口を見る TV配線が床下にある(矢印)。左写真は蓋のしてある配管。右写真は蓋を外したところ。